株式会社クラダシ

「ふるさと納税」ポイント廃止の余波Kuradashi、続出する行き場を失った「ロスおせち」をレスキュー

2025年12月16日

株式会社クラダシ
~「3万円の壁」×制度変更のWパンチのおせちをおトクに販売~




ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村晃平、以下「クラダシ」)は、今年も「おせち」などの季節商品のロス削減を目指し、11月より「Kuradashi」のサイト上でロスおせちを販売しております。 今年は「物価高による買い控え」に加え、今年10月の「ふるさと納税ルール厳格化に伴う駆け込み需要の反動減」という特有の要因により、予期せぬ在庫を抱え困窮する事業者からの相談が急増しています。これを受け、クラダシでは「ロスおせち」のレスキューをより加速し、より多くの消費者の皆さまにおトクなおせちをご提供いたします。
▽特設ページURL:https://kuradashi.jp/pages/osechi-2026-special
■おせちがロスになってしまう理由
おせちは食材調達や製造のリードタイムが長く、フードロスが生じやすい商材です。
2026年のおせち商戦では「3つの逆風」が重なり、例年以上に需要予測が困難な状況となっています。

1. 「3万円の壁」と「予算1.5万円」の乖離
帝国データバンクの調査(※1)によると、2026年おせちの平均価格は2万9,098円と前年より約1,000円上昇し、「3万円の壁」に迫っています。一方、Kuradashiの調査(※2)では消費者の約7割が購入予算を「1万5千円以下」としており、供給価格と需要価格に約2倍の開きが生じています。



2.ふるさと納税「10月のルール改正」による12月の需要蒸発
今年10月のふるさと納税ルール厳格化(ポイント付与の禁止等)直前の9月に「駆け込み寄付」が殺到しました。その反動で、本来おせちの申し込みがピークを迎えるはずの11月~12月の寄付額が激減し、「返礼品として出荷予定だった在庫が動かない」という悲鳴が上がっています。

3. 気候変動による「季節感のズレ」
長引く残暑と暖冬の影響で、消費者の「年末年始モード」への切り替えが遅れています。
これにより早期予約が鈍化し、11月下旬のブラックフライデーや12月の駆け込み需要が高まったことで、メーカー側が最終的な在庫リスクを抱えやすくなっています。(※3)

※1出典:帝国データバンク「2026年正月シーズン「おせち料理」価格調査
※2:Kuradashi「物価高で変わる食生活とフードロス意識」に関するアンケート
  (実施期間:2025年10月9日(木)~2025年10月23日(木))
※3出典:株式会社富士経済「重詰おせち市場 25年新春の結果と26年新春の動向を予測
■2026おせち事業者の声
クラダシがおせち事業者に今年の販売状況をヒアリングしたところ、価格転嫁と販売数のバランスに苦慮する声やふるさと納税の制度変更による影響に苦しむ声が寄せられました。
- 「例年よりTV通販での販売が伸び悩み、在庫が行き場を失っている」
- 「昨年好調だった商品でも、今年は受注が半分程度にとどまっているものがある」
- 「ふるさと納税の制度変更に伴い、9月に日用品への駆け込み寄付が集中したことで、昨年12月に比べおせちの受注が激減(約200台→30台)し、販売に苦戦している」

このように、今年は構造的に需要予測が難しい状況にあり、高品質な商品であっても「価格」と「タイミング」の壁に阻まれ、フードロスのリスクに直面しています。
■Kuradashiのロスおせちとは
クラダシでは、このような背景から発生するおせちのフードロスを削減すべく、「おトクに、ちょっといいこと。おせちレスキュー」と題し、今年も「ロスおせち」をKuradashiサイト上で販売しております。2021年より本取り組みを始め、年々取り扱い件数は増加し、昨年は多くのお客さまにご協力いただき、2024年12月上旬~年内までで約7,300件のおせちを販売・レスキューすることができました。また、これまでに販売してきた「ロスおせち」は累計で23,000件以上(2021年12月~2025年1月末までの販売個数)にのぼります。

今年は特に「高くて手が出なかった憧れのおせち」をおトクに楽しめるチャンスとして、既に多くのユーザーにご利用いただいています。

【販売概要】
・販売期間:2025年12月末まで販売予定
・特集ページURL:https://kuradashi.jp/pages/osechi-2026-special
※お届け予定日は商品によって異なります。
※ロス商品のためなくなり次第販売終了となります。
※販売期間は延長する可能性がございます。
■Kuradashiのロスおせち商品(一例)
【ふるさと納税おせち】・商品名:
 2026おせち「和洋おせち 西京 三段重」
 3~4人前
・商品説明:
 ふるさと納税の返礼品で用意していた和洋おせ 
 ちです。ふるさと納税のポイント還元が10月1
 日より廃止になったことにより、例年12月に見
 込まれる需要が今年は9月に偏ったため、ロス
 になる可能性があります。
・価格:9,999円(税込)





【お手頃価格おせち】・商品名:
 2026おせち「トクおせち 梅 17品」2~3人前
・商品説明:
 小売店で販売されていたおせちに使用されてい
 たパーツ品の予備分・余剰分を、特別に組み合
 わせて作り上げた、この商品だけのオリジナル
 おせちです。
・価格:7,980円(税込)






今後もクラダシはフードロス削減を目指し、楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる、そんなソーシャルグッドマーケットを創出してまいります。
■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、フードロス削減を目指すショッピングサイトです。まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品などをお得な価格で販売し、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな団体に寄付することで、SDGs17の項目を横断して支援しています。
いろいろな掘り出し物が見つかる、楽しくてお得なお買い物が社会の徳につながる、そんなソーシャルグッドマーケットです。
URL:https://www.kuradashi.jp/
■株式会社クラダシについて
代表者氏名:河村晃平
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/

【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund
・冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」:https://tsurukame-kitchen.com/
・冷凍宅配弁当「Kitchen Chef & Doctor」:https://chef-doctor.com/shop
・オンライン料理教室「La Table de SHIORI Online」:https://online.atelier-shiori.com/

【店舗一覧】
・Kuradashi店舗一覧:https://kuradashi.jp/pages/stores

【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report

【2025年9月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:30,828トン ・経済効果:149億9,926万円
・CO2削減量 :81,726t-CO2    ・支援総額:173,991,693円
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「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。


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