共同カイテック株式会社

「ネットワークフロア29」製品リニューアルで低床OAフロアの快適性を向上し、オフィス環境の低床化による建築コスト&環境負荷を削減するソリューションを発表

2025年04月14日

共同カイテック株式会社
増移設が容易な設計、長寿命のリユース仕様で持続可能なオフィスづくりを支援




環境設備メーカーの共同カイテック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉田 建、以下「当社」)は、自社製品である低床OAフロア「ネットワークフロア29」のリニューアルで、オフィス環境の更なる快適性向上を追求します。OAフロアの低床化による建材消費の抑制、建築コストの削減、CO2排出量の削減を実現する可能性を紹介し、サステナブルな問題解決を進めてまいります。
【製品リニューアルの背景】
オフィス環境の変化と低床化のニーズ
近年、オフィス環境は大きく変化しています。省電力型ノートパソコンの普及や働き方改革に伴うフリーアドレス化、Wi-Fi環境の充実により、従来の配線収納スペースを必要としないケースが増加しています。また、テナントからは「天井高を確保したい」との要望が多く寄せられ、低床OAフロアが標準仕様とされるオフィスビルも増加しています。
【低床タイプの自社製品「ネットワークフロア29」H=29mmのリニューアル】
◆リニューアルポイント◆
1.コンクリートマットのブロックおよび配線路カバーの小型化により、不陸追従性(※1)が向上しました。
※1:不陸追従性能とは:床の凹凸(不陸)に対して、構造が適応して動作・接地できる性質を指す。

2.従来品との互換性を維持しながら、新たな製品として継続採用が可能です。
「ネットワークフロア29」は、長年の実績を持つ信頼の製品です。基本性能はそのままに互換可能な形状なので、増設・継続採用にも対応しています。(一部対応しないパーツがあります)
【低床OAフロア基本性能3つのメリット】
OAフロア低床化により、環境負荷の削減とコストダウンが期待できます。
1.OAフロア価格がH=100mm製品と比較して安価
イニシャルコストおよびランニングコストの削減が可能です。「ネットワークフロア」は発売から35年以上の実績を誇る高耐久・長寿命製品であり、床面のガタツキや破損によるメンテナンスや更新を抑制することが可能です。
2.OAフロアの無駄な空間を削減してスペースの有効活用が可能
天井高の確保や天井裏の設備スペースの拡張を実現できます。


71㎥=2Lのペットボトル     3万5,500本分の削減効果!1,000平方メートル のオフィスフロアを
H=100mmからH=29mmに変更した場合の
削減容積の試算



3.コンパクトな仕上げで新築時の高さ制限への適応 建築コスト&環境負荷を削減 
OAフロア高さを必要十分な高さに見直し、階高を圧縮することで「建材消費の抑制=CO2排出量の削減」が実現可能となります。コンパクトな建築物とすることで、鉄骨や外壁など垂直方向の建設資材量、躯体コンクリートの使用量などの削減の他、施工効率が向上し、近年課題の省力化・省人化が見込めます。これらの建材消費量の削減は、総建築費の削減にも寄与します。



共同カイテックの「ネットワークフロア」の特長
- コンクリート仕上げの床と同等の優れた歩行感
- 高耐久性で長寿命
- 優れた防災性と安全性
- 配線の自在性・経済性
- 環境配慮製品
- 長期の製品保証制度
- 什器の耐震固定
- リユース・リサイクルシステムでサーキュラーエコノミーへの貢献

「ネットワークフロア」シリーズは、サーキュラーエコノミーの実現に貢献します。
【サステナブルな環境建築を支援】
当社は、「かながわ森林再生50年構想」への賛同をはじめ、地域の森林再生や脱炭素社会の実現に向けた活動を推進しています。さらに、CASBEE(建築環境総合評価システム)においても、エコマーク取得製品の採用や部材の再利用可能性向上など、持続可能な建築環境の実現に貢献します。
共同カイテックについて
共同カイテックは、持続可能な未来を目指し、環境設備メーカーとして以下の3事業を展開しています。
- バスダクト:大容量の電気を流すための配線設備。
- フリーアクセスフロア・OAフロア:電力・情報ケーブルを床内に収納するシステム床。
- 屋上・壁面緑化:建築物の断熱性向上や景観改善を目的とした緑化事業。

【会社概要】
社名 :共同カイテック株式会社
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
代表者:代表取締役社長 吉田 建(よしだ たてる)
設立 :1950年11月20日
ホームページ:https://www.ky-tec.co.jp/
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