独立行政法人国立高等専門学校機構
【茨城高専】高専生×タイ・シンガポールの学生が海洋問題に挑む!茨城高専60周年記念事業「KOSEN Global Camp 2024」開催
2025年04月18日
独立行政法人国立高等専門学校機構
海洋汚染に国境はない-高専生が国際チームで海洋プラスチック汚染の解決を目指す8日間

みんなで笑顔!3か国の仲間たち
茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市 校長:鈴木秋弘 以下「茨城高専」)は、創立60周年記念事業の一環として、2025年3月16日から23日までの8日間、タイ・シンガポールの学生とともに環境問題の解決に取り組む「KOSEN Global Camp 2024」を開催しました。
「KOSEN Global Camp 2024」は、未来の技術者である高専生とタイ・シンガポールの学生が協働し、英語で議論を交わしながら「海洋プラスチック汚染の解決」に挑む国際教育プログラムです。会場は、鹿島灘に面した自然豊かな「とちぎ海浜自然の家」(茨城県鉾田市)。参加者はロッジで寝食を共にしながら、三か国混成のチームで課題解決に取り組みました。
期間中は、JAMSTEC(海洋研究開発機構)やアクアワールド茨城県大洗水族館を訪問し、海洋汚染の現状や先進的な研究について知識を深めました。初めはぎこちなかった学生たちも日を追うごとにチームでの議論が白熱し、最終日には「プラごみを集めながら海洋汚染について学ぶゲームアプリ」や「QRコードを活用した自動ポイント還元システム」など、実現可能性の高いアイディアを英語で堂々と発表しました。
また期間中、国際チーム間の交流を深めるため、バーベキューやスポーツ大会、文化紹介を実施しました。茨城高専訪問時には、茶道部による茶道体験や「いばらきものづくりマイスター」による組木細工のワークショップも行われ、日本文化への理解を深めました。帰国前日には天文部による天体観測会が開かれ、満天の星空の下で国境を越えた友情を深めるひとときとなりました。
(参加した学生のコメント)
「これまで海外渡航の経験がなく、異文化の人々と積極的に関わる機会も少なかったため、当初は不安を感じていました。しかし、シンガポールやタイの学生と海洋汚染についてディスカッションを重ね、共同生活を送る中で、その不安は次第に『もっと海外の人々とコミュニケーションを取りたい』という好奇心へと変わっていきました。わずか8日間という短い期間ではありましたが、私にとって非常に意義深く、忘れがたい経験となりました。この貴重な体験を通じて、異文化交流の魅力を実感するとともに、今後も積極的にグローバルな交流の場に飛び込んでいきたいという思いを強くしました。」

アイディアを出し合う学生たち

グループごとにディスカッション

英語で意見交換

みんなで準備したバーベキュー

茶道部による茶道体験。着物に興味津々

ものづくりマイスターによる組木細工ワークショップ

太平洋をバックにジャンプ!

「きれいな海を守りたい!」言葉や国を超えてつながった友情

アクアワールド茨城県大洗水族館のバックヤードツアー※特別に許可を得て撮影しました

最終発表で各グループのアイディアを紹介

色とりどりのポスターと笑顔があふれる閉会式
■茨城工業高等専門学校について
茨城工業高等専門学校は、国境を意識させない21世紀型グローバルスタンダードの教育内容と教育環境を内外の若者に提供します。また学生の知的好奇心の段階的成長を手助けし、科学技術や工学の社会との関わりを教授して、起業家精神を身につけることにより両者を結び付け、社会の成り立ちを理解できる基盤を育成します。職業選択だけでなく人生設計と自立する技術者としてたくましく生きるための準備はグローバルキャリア教育として実施します。これらを従来の専門技術教育に加味して、次世代を担うたくましい技術者人材を育成します。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構
茨城工業高等専門学校
所在地:茨城県ひたちなか市中根866
校長名:鈴木 秋弘
設立:1964年
URL:https://www.ibaraki-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

茨城工業高等専門学校
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海洋汚染に国境はない-高専生が国際チームで海洋プラスチック汚染の解決を目指す8日間

みんなで笑顔!3か国の仲間たち
茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市 校長:鈴木秋弘 以下「茨城高専」)は、創立60周年記念事業の一環として、2025年3月16日から23日までの8日間、タイ・シンガポールの学生とともに環境問題の解決に取り組む「KOSEN Global Camp 2024」を開催しました。
「KOSEN Global Camp 2024」は、未来の技術者である高専生とタイ・シンガポールの学生が協働し、英語で議論を交わしながら「海洋プラスチック汚染の解決」に挑む国際教育プログラムです。会場は、鹿島灘に面した自然豊かな「とちぎ海浜自然の家」(茨城県鉾田市)。参加者はロッジで寝食を共にしながら、三か国混成のチームで課題解決に取り組みました。
期間中は、JAMSTEC(海洋研究開発機構)やアクアワールド茨城県大洗水族館を訪問し、海洋汚染の現状や先進的な研究について知識を深めました。初めはぎこちなかった学生たちも日を追うごとにチームでの議論が白熱し、最終日には「プラごみを集めながら海洋汚染について学ぶゲームアプリ」や「QRコードを活用した自動ポイント還元システム」など、実現可能性の高いアイディアを英語で堂々と発表しました。
また期間中、国際チーム間の交流を深めるため、バーベキューやスポーツ大会、文化紹介を実施しました。茨城高専訪問時には、茶道部による茶道体験や「いばらきものづくりマイスター」による組木細工のワークショップも行われ、日本文化への理解を深めました。帰国前日には天文部による天体観測会が開かれ、満天の星空の下で国境を越えた友情を深めるひとときとなりました。
(参加した学生のコメント)
「これまで海外渡航の経験がなく、異文化の人々と積極的に関わる機会も少なかったため、当初は不安を感じていました。しかし、シンガポールやタイの学生と海洋汚染についてディスカッションを重ね、共同生活を送る中で、その不安は次第に『もっと海外の人々とコミュニケーションを取りたい』という好奇心へと変わっていきました。わずか8日間という短い期間ではありましたが、私にとって非常に意義深く、忘れがたい経験となりました。この貴重な体験を通じて、異文化交流の魅力を実感するとともに、今後も積極的にグローバルな交流の場に飛び込んでいきたいという思いを強くしました。」

アイディアを出し合う学生たち

グループごとにディスカッション

英語で意見交換

みんなで準備したバーベキュー

茶道部による茶道体験。着物に興味津々

ものづくりマイスターによる組木細工ワークショップ

太平洋をバックにジャンプ!

「きれいな海を守りたい!」言葉や国を超えてつながった友情

アクアワールド茨城県大洗水族館のバックヤードツアー※特別に許可を得て撮影しました

最終発表で各グループのアイディアを紹介

色とりどりのポスターと笑顔があふれる閉会式
■茨城工業高等専門学校について
茨城工業高等専門学校は、国境を意識させない21世紀型グローバルスタンダードの教育内容と教育環境を内外の若者に提供します。また学生の知的好奇心の段階的成長を手助けし、科学技術や工学の社会との関わりを教授して、起業家精神を身につけることにより両者を結び付け、社会の成り立ちを理解できる基盤を育成します。職業選択だけでなく人生設計と自立する技術者としてたくましく生きるための準備はグローバルキャリア教育として実施します。これらを従来の専門技術教育に加味して、次世代を担うたくましい技術者人材を育成します。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構
茨城工業高等専門学校
所在地:茨城県ひたちなか市中根866
校長名:鈴木 秋弘
設立:1964年
URL:https://www.ibaraki-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

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