株式会社Liberaware
山田商会HDとともに仁和寺でのドローン床下点検実証を実施
2025年04月21日
株式会社Liberaware
~千年の歴史を持つ仁和寺と最先端ドローン技術の融合~
株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役:閔弘圭)は、株式会社山田商会ホールディング(以下、山田商会HD)と連携し、世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺においてドローンでの床下/天井裏点検実証を行いました。

自然災害大国である日本では、地震をはじめとする様々な災害に対応できるレジリエンスが求められています。特に、寺院のように「長く建物を使い続ける」ことが前提となる建造物では、床下や天井裏をはじめとした、定期的な点検とメンテナンスが必要不可欠です。
このたび、当社が開発した狭小空間点検ドローン「IBIS2」(以下、IBIS2)を用いた床下点検の実証にご協力いただいた仁和寺においても、国の補助金等を活用しながら、建物ごとに設計士が現場を確認して修繕計画の仕様や概算見積を策定し、専門の資格を有する宮大工会社が現場を確認しながら修繕を行っています。
そこで、実際に仁和寺白書院の修繕を担当する宮大工の立ち会いのもと、IBIS2による点検を実施し、歴史的建造物に関するドローン点検の有効性について検証いたしました。
■実施概要
目的:小型ドローンによる床下/屋根裏点検の有効性検証
実証場所:仁和寺 白書院床下
床面積概算:196平方メートル (仁和寺白書院 建築面積)
使用機体:IBIS2
点検箇所:床下および天井裏
点検必要時間:床下、天井裏 各1時間
■実証結果のポイント
・小型ドローンによる点検は、設計士による仕様策定、宮大工による点検/修繕業務の両方で活用できる
・床下点検においては、仕様策定時の事前確認作業の効率を高めることができる
・屋根裏点検においては、事前確認作業に加え、状況確認および記録、寸法計測業務の効率化に活用できる
・屋根裏点検では、従来4人で3日かけていた初期の確認作業をドローン活用により半日程度に短縮することが可能
■仁和寺コメント
仁和寺ではこれまで、仁和寺の文化財が鑑賞できるオンライン特別サイト「御室デジタルミュージアムオンライン」の制作や境内の歴史的建造物「松林庵」を宿泊施設として活用する事業など、先人たちから受け継いだ建造物を含む文化を100年、200年先に伝えるために時代に応じた取り組みにより新たな付加価値を発信しています。各地域で古くから大切に守られてきた寺院の維持・管理は、その時代の様々な関係者の協力の元、日々効果的な方法を模索し、積み上げられてきたものです。この度の小型ドローンを活用した点検により、寺院の点検業務が効率化されることは既存文化財の維持だけでなく、新たな文化財の創出や技術の継承にもつながる取り組みだと考えています。
■山田商会HDコメント
山田商会は創業から120年もの間、ガス工事を通じて街や建物のレジリエンス向上に努めてまいりました。今回のLiberawareとの実証を通じて、従来の点検方法に比べて、作業性と安全性を共に高めることができると確認できました。古くから大切にされてきた文化財をデジタルデータとして残すことで、災害に対するレジリエンスを向上させるとともに、時空を超えてその価値を伝えられる可能性を感じました。
本実証に関するインタビュー内容が、山田商会HDより公開するリリースにて紹介されています。ぜひご覧ください。
▼株式会社Liberawareについて
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗くて、危険な」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した 画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容:
・ドローン事業:ドローン等を用いた調査・点検・測量サービス、自社開発のドローン等の販売・レンタルサービス
・デジタルツイン事業:ドローン等により取得したデータの画像処理、データ解析サービス、及び当社画像処理技術のライセンス提供
・ソリューション開発事業:ハードウェアからソフトウェアまで幅広いソリューションを提供する受託開発事業
URL:https://liberaware.co.jp/
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~千年の歴史を持つ仁和寺と最先端ドローン技術の融合~
株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役:閔弘圭)は、株式会社山田商会ホールディング(以下、山田商会HD)と連携し、世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺においてドローンでの床下/天井裏点検実証を行いました。

自然災害大国である日本では、地震をはじめとする様々な災害に対応できるレジリエンスが求められています。特に、寺院のように「長く建物を使い続ける」ことが前提となる建造物では、床下や天井裏をはじめとした、定期的な点検とメンテナンスが必要不可欠です。
このたび、当社が開発した狭小空間点検ドローン「IBIS2」(以下、IBIS2)を用いた床下点検の実証にご協力いただいた仁和寺においても、国の補助金等を活用しながら、建物ごとに設計士が現場を確認して修繕計画の仕様や概算見積を策定し、専門の資格を有する宮大工会社が現場を確認しながら修繕を行っています。
そこで、実際に仁和寺白書院の修繕を担当する宮大工の立ち会いのもと、IBIS2による点検を実施し、歴史的建造物に関するドローン点検の有効性について検証いたしました。
■実施概要
目的:小型ドローンによる床下/屋根裏点検の有効性検証
実証場所:仁和寺 白書院床下
床面積概算:196平方メートル (仁和寺白書院 建築面積)
使用機体:IBIS2
点検箇所:床下および天井裏
点検必要時間:床下、天井裏 各1時間
■実証結果のポイント
・小型ドローンによる点検は、設計士による仕様策定、宮大工による点検/修繕業務の両方で活用できる
・床下点検においては、仕様策定時の事前確認作業の効率を高めることができる
・屋根裏点検においては、事前確認作業に加え、状況確認および記録、寸法計測業務の効率化に活用できる
・屋根裏点検では、従来4人で3日かけていた初期の確認作業をドローン活用により半日程度に短縮することが可能
■仁和寺コメント
仁和寺ではこれまで、仁和寺の文化財が鑑賞できるオンライン特別サイト「御室デジタルミュージアムオンライン」の制作や境内の歴史的建造物「松林庵」を宿泊施設として活用する事業など、先人たちから受け継いだ建造物を含む文化を100年、200年先に伝えるために時代に応じた取り組みにより新たな付加価値を発信しています。各地域で古くから大切に守られてきた寺院の維持・管理は、その時代の様々な関係者の協力の元、日々効果的な方法を模索し、積み上げられてきたものです。この度の小型ドローンを活用した点検により、寺院の点検業務が効率化されることは既存文化財の維持だけでなく、新たな文化財の創出や技術の継承にもつながる取り組みだと考えています。
■山田商会HDコメント
山田商会は創業から120年もの間、ガス工事を通じて街や建物のレジリエンス向上に努めてまいりました。今回のLiberawareとの実証を通じて、従来の点検方法に比べて、作業性と安全性を共に高めることができると確認できました。古くから大切にされてきた文化財をデジタルデータとして残すことで、災害に対するレジリエンスを向上させるとともに、時空を超えてその価値を伝えられる可能性を感じました。
本実証に関するインタビュー内容が、山田商会HDより公開するリリースにて紹介されています。ぜひご覧ください。
▼株式会社Liberawareについて
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗くて、危険な」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した 画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容:
・ドローン事業:ドローン等を用いた調査・点検・測量サービス、自社開発のドローン等の販売・レンタルサービス
・デジタルツイン事業:ドローン等により取得したデータの画像処理、データ解析サービス、及び当社画像処理技術のライセンス提供
・ソリューション開発事業:ハードウェアからソフトウェアまで幅広いソリューションを提供する受託開発事業
URL:https://liberaware.co.jp/
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