日本キヤリア株式会社

日本キヤリアのBluEdge Command Center開設、新・遠隔監視システム「Abound HVAC Performance」運用開始について

2025年04月24日

日本キヤリア株式会社
日本キヤリア株式会社(本社:東京都品川区)は、HVAC設備の運用最適化を支援するための「BluEdgeTM Command Center(ブルーエッジ・コマンドセンター)」を、2025年1月より東京都内(練馬区高松)にて稼働中です。本センターの設立による遠隔監視機能強化と消費電力最適化から、より快適な空間、より長い設備寿命とエネルギー効率向上を実現します。また、その一環として、新・遠隔監視システム「AboundTM HVAC Performance(アバウンド・エイチバック・パフォーマンス)」を2025年4月より運用開始しました。

当社は、気候変動やエネルギーといった問題に対するインテリジェントなソリューション提供で世界をリードするCarrier Global Corporation (NYSE:CARR)の傘下です。

近年、空調設備の運用において、省エネや快適性向上に向けた高度なデータ分析とリアルタイムの管理が求められています。日本キヤリアでは、同センター設立とAbound HVAC Performance導入により、保守契約下にあるお客様への24時間365日の有人対応実施とIoTやAIを活用したライフサイクルソリューションを駆使することで、受動的から能動的な設備管理でダウンタイムや対応時間の最大限短縮による早期復旧を可能とし、お客様の大切な設備の運用をサポートしてまいります。


当社BluEdgeコマンドセンター内遠隔監視システムの様子


Abound HVAC Performanceは、熱源システムを対象とした高度なデータ分析と予測機能を提供し、リアルタイム監視を通じた設備管理の効率化を実現します。従来の遠隔監視システム「TCCR-NET(R)(ティーシーシーアール-ネット)」の基本仕様に加えて、稼働状況管理画面の提供、遠隔制御および消費電力の最適化サポートを追加。既に導入済みの熱源システムにも新たにゲートウェイを追加設置することができ、Carrierクラウドプラットフォームへの安全なワイヤレス接続を可能とします。また、一般社団法人 日本冷凍空調工業会(JRAIA)の「業務用冷凍空調機の常時監視によるフロン類の漏えい検知システムガイドライン(JRA GL-17)」にも準拠しています。

Abound HVAC Performanceは、Carrierが全世界に展開するアフターサービスブランド「BluEdge」を構成するデジタルプラットフォームの一つであり、ターボ冷凍機等の水冷式熱源システムの遠隔監視で培ったノウハウをもとに日本市場において高いシェアを誇る当社の空冷式熱源システムにも対応しています。

CarrierのBluEdgeでは、水冷式および空冷式の熱源システムを対象とし、システム管理業務の省人化、故障リスクの低減、迅速なメンテナンス対応、システム運用エネルギーの最適化によって、全てのお客様に安心、安全を実感していただける保守メンテナンスをお届けしています。

日本キヤリア代表取締役社長 久保徹は、「同センター設立とAbound HVAC Performance導入により、当社のライフサイクルソリューションがより充実しました。システムの稼働状況をリアルタイムに可視化することで、アラーム発報時のデータ解析による原因分析からメンテナンスを迅速に対応でき、お客様の設備の早期復旧をサポートいたします。このたびの新たな展開により、お客様の設備の信頼性を高め、お客様が自らの事業に専念できる環境作りの一助となれば幸甚です」とコメントしています。

日本キヤリアでは、今後もアフターサービス分野の範囲拡大と品質向上に努めてまいります。Carrierにおける高い技術力と日本における業界で培った専門性を生かし、お客様の期待を超えるイノベーティブな製品・ソリューションを順次展開、強化し、長きにわたってご満足いただけるよう尽力してまいります。

日本キヤリアについて
日本キヤリアは、エネルギー効率に優れた製品を統合したサステナブルなソリューションを家庭用、店舗・ビル用、工場用途としてお客様に提供しています。日本キヤリアは、次世代の人と地球のために気候変動やエネルギーといった問題に対応するインテリジェントなソリューション提供で世界をリードするCarrier Global Corporation (NYSE: CARR)の傘下です。


ABOUND HVAC Performanceの概要

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