株式会社リファインバースグループ
エン・ジャパン、オフィス増床工事でタイルカーペットの水平循環リサイクルを実現
2025年04月24日
株式会社リファインバースグループ
エン・ジャパン、スミノエ インテリア プロダクツ、リファインバース3社が協力
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役会長兼社長:越智通勝、以下「エン・ジャパン」)と、株式会社スミノエ インテリア プロダクツ(本社:大阪市西区/代表取締役社長:村瀬典久、以下「スミノエ インテリア プロダクツ」)、株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智 晶、以下「リファインバース」)の3社は、2025年4月7日(月)より増床したエン・ジャパンの新オフィスにおいて、タイルカーペットの水平循環型リサイクルシステムを採用しました。

これまで、オフィスビル等で使用されてきたタイルカーペットのリサイクルは極めて困難とされてきました。その理由の一つとして、タイルカーペットが樹脂層と繊維層の2層構造で作られており、中間処理における選別作業では適切に分離・再利用することが難しかったことがあげられます。その結果、使用済みのタイルカーペットの多くは埋め立て処理されることが多く、環境負荷が問題視されていました。
こうした課題を解決するため、リファインバースでは約20年前に独自の技術を開発し、タイルカーペットを効率的に分離・再生処理する技術を確立しました。この技術により、廃棄タイルカーペットをリサイクルし、再生材料を「リファインパウダー」として再びタイルカーペットに活用できる水平循環リサイクルを実現しました。
そして、この再生原料「リファインパウダー」を用いて、SUMINOE GROUPが水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(R)(エコス)」を製造・販売することで、実際に製品として市場に流通する仕組みが整いました。

エン・ジャパン増床オフィス(タイルカーペット施工後)

エン・ジャパン増床オフィス(タイルカーペット施工後)
今回、エン・ジャパンの増床工事において、リファインバースのリサイクル技術とSUMINOE GROUPの製造技術が融合し、3社が連携する形で水平循環リサイクルを実施しました。エン・ジャパンのオフィス増床に際し、使用済のタイルカーペットをリファインバースの子会社GMS(ジーエムエス)が回収、リファインバースで再生を行い、SUMINOE GROUPが「リファインパウダー」を使用したリサイクルタイルカーペット「ECOS(R)」を製造、「ECOS(R)」をエン・ジャパンのオフィスへ敷設するというサイクルを実施しました※1。この取り組みにより、廃棄物の削減と資源循環の最適化が図られるだけでなく、カーボンフットプリントの低減にも貢献することができます。
本プロジェクトは、タイルカーペットの持続可能な利用モデルとして、今後のオフィス改装や建築プロジェクトに広く展開できる可能性を示しています。今後も、SUMINOE GROUPとリファインバースは協力し、環境負荷低減に寄与する新たな資源循環モデルや製品の開発を進めていきます。また、エン・ジャパンのように環境配慮型のオフィスづくりを推進する企業との連携を深め、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。
※1すべての廃棄タイルカーペットが本増床工事で使用されたものではございません。
■リファインバースグループについて
「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」
20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、様々な素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材 「リファインパウダー」にするため自社工場で回収・再生をおこなう事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDE」(リアミド)に再生する事業を展開。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」(リフェザー)を開発し新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため事業の拡大と研究を行っています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
エン・ジャパン、スミノエ インテリア プロダクツ、リファインバース3社が協力
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役会長兼社長:越智通勝、以下「エン・ジャパン」)と、株式会社スミノエ インテリア プロダクツ(本社:大阪市西区/代表取締役社長:村瀬典久、以下「スミノエ インテリア プロダクツ」)、株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智 晶、以下「リファインバース」)の3社は、2025年4月7日(月)より増床したエン・ジャパンの新オフィスにおいて、タイルカーペットの水平循環型リサイクルシステムを採用しました。

これまで、オフィスビル等で使用されてきたタイルカーペットのリサイクルは極めて困難とされてきました。その理由の一つとして、タイルカーペットが樹脂層と繊維層の2層構造で作られており、中間処理における選別作業では適切に分離・再利用することが難しかったことがあげられます。その結果、使用済みのタイルカーペットの多くは埋め立て処理されることが多く、環境負荷が問題視されていました。
こうした課題を解決するため、リファインバースでは約20年前に独自の技術を開発し、タイルカーペットを効率的に分離・再生処理する技術を確立しました。この技術により、廃棄タイルカーペットをリサイクルし、再生材料を「リファインパウダー」として再びタイルカーペットに活用できる水平循環リサイクルを実現しました。
そして、この再生原料「リファインパウダー」を用いて、SUMINOE GROUPが水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(R)(エコス)」を製造・販売することで、実際に製品として市場に流通する仕組みが整いました。

エン・ジャパン増床オフィス(タイルカーペット施工後)

エン・ジャパン増床オフィス(タイルカーペット施工後)
今回、エン・ジャパンの増床工事において、リファインバースのリサイクル技術とSUMINOE GROUPの製造技術が融合し、3社が連携する形で水平循環リサイクルを実施しました。エン・ジャパンのオフィス増床に際し、使用済のタイルカーペットをリファインバースの子会社GMS(ジーエムエス)が回収、リファインバースで再生を行い、SUMINOE GROUPが「リファインパウダー」を使用したリサイクルタイルカーペット「ECOS(R)」を製造、「ECOS(R)」をエン・ジャパンのオフィスへ敷設するというサイクルを実施しました※1。この取り組みにより、廃棄物の削減と資源循環の最適化が図られるだけでなく、カーボンフットプリントの低減にも貢献することができます。
本プロジェクトは、タイルカーペットの持続可能な利用モデルとして、今後のオフィス改装や建築プロジェクトに広く展開できる可能性を示しています。今後も、SUMINOE GROUPとリファインバースは協力し、環境負荷低減に寄与する新たな資源循環モデルや製品の開発を進めていきます。また、エン・ジャパンのように環境配慮型のオフィスづくりを推進する企業との連携を深め、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。
※1すべての廃棄タイルカーペットが本増床工事で使用されたものではございません。
■リファインバースグループについて
「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」
20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、様々な素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材 「リファインパウダー」にするため自社工場で回収・再生をおこなう事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDE」(リアミド)に再生する事業を展開。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」(リフェザー)を開発し新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため事業の拡大と研究を行っています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ