MEMOCO
【東京都エリア別住み心地満足度】男女110人に聞いた!大田区の住みやすさに関する実態調査
2025年04月25日
MEMOCO
東京23区の中でも特徴的な地域性を持つ大田区。羽田空港を有し、工場と住宅地が共存するこのエリアは、どのような住環境として評価されているのでしょうか。今回のアンケート調査では、交通の便から物価、治安、自然災害に対する安全性まで、様々な角度から住民の声を集めました。「都心に近いながらも物価が抑えめ」「交通の便が良い」という魅力と、「河川近くの災害リスク」「地域によって異なる治安」など、気になるポイントも明らかになりました。大田区の多様な顔を知り、住まい選びの参考にしていただければ幸いです。
本調査に関して
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、男女110名を対象に、「大田区の住みやすさ」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査内容:「大田区の住みやすさ」についてのアンケート調査
調査期間:2025年1月29日(水)~2025年4月17日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:110人
調査対象:男性45人、女性65人
回答者について
まずは、回答者の年代と男女の割合をご紹介します。

出典:スムナラ
回答者の年代20代:約17%
30代:約36%
40代:約24%
50代:約20%
60代 以上:約3%

出典:スムナラ
回答者の性別男性:約38%
女性:約62%
「交通の便」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約40%
- どちらかというと満足している:約54%
- どちらかというと不満:約5%
- 不満:約1%
交通の便は高評価、羽田空港と複数路線の利便性
- 「羽田空港も近く、京急、JRなど電車も網羅しているため」(50代 男性)
- 「神奈川にも行きやすいし渋谷や東京などにも出やすい」(20代 女性)
- 「乗り換えをすれば結果どこにでも行きやすいから」(20代 女性)
- 「糀谷に住んでいて、都内に出るのに品川経由する必要があるのが煩わしい」(20代 男性)
- 「京急しか通っていなくて不便」(50代 男性)
大田区の交通の便については、約半数の方が「大変満足している」と回答し、「どちらかというと満足している」を合わせると約85%が満足していることがわかりました。満足の理由として多く挙げられたのは「羽田空港が近く、JRや京急線など複数の路線が利用できる点」です。「神奈川方面にも都心にも出やすい」という声も多く、区内にある様々な交通手段が高く評価されています。一方で、「都心に出づらい」「最寄り駅までの距離が遠い」といった声も一部あり、エリアによって評価が分かれる傾向も見られました。
「生活のしやすさ」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約38%
- どちらかというと満足している:約55%
- どちらかというと不満:約6%
- 不満:約1%
買い物環境は充実、商店街とスーパーの共存
- 「商店街があるエリアが多く、手作りのお惣菜やお弁当、飲食店など困らない」(20代 女性)
- 「徒歩圏内でなんでも揃う買い物ができるから」(30代 女性)
- 「住宅地にスーパーはあまりないけど駅前にストアがあるのでそこで買いをすませられればそんなに困らない」(40代 男性)
- 「ひとつ先の駅に電車で行くか、歩かないとスーパーがない。近所の商店街が飲み屋かスナックしかない」(30代 女性)
- 「渋谷まですぐ行けるので、お買い物はいつも困りません」(20代 女性)
生活のしやすさに関しては約80%の方が満足と回答しており、「近くにスーパーや商店街があって便利」という声が多数を占めています。特に「商店街があるエリアが多く、手作りのお惣菜やお弁当、飲食店など困らない」といった下町ならではの買い物環境を評価する声が目立ちました。
また、「家から5分以内の場所で日用品が揃えられる」という利便性の高さも魅力として挙げられています。一方で、「住む場所によっては大型スーパーやコンビニが近くになくて不便」といった地域差についての指摘もありました。
「物価」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約7%
- どちらかというと満足している:約58%
- どちらかというと不満:約26%
- 不満:約9%
物価は「どちらかというと満足」が主流、地域差あり
- 「地方に比べると高いが都内なので仕方がないと思う」(30代 女性)
- 「個人経営の八百屋やお惣菜など、リーズナブルに買い物が出来るお店があるから」(40代 女性)
- 「少し高いような気がしているが、治安がいいのでこのくらいで仕方ないのかとも思っている」(40代 女性)
- 「近くに地元密着スーパーがあるため、品質がよく値段は張るがコスパはいい」(30代 女性)
- 「都内のスーパー価格より若干安い地元のスーパーがあるからです」(30代 女性)
物価については「どちらかというと満足している」という回答が約50%で最も多く、「地方に比べると高いが都内では標準的」という見方が主流となっています。
「商店街のものも値上がりしている」という声がある一方で、「安いお店が多い」「探せば安い店もある」といった意見も多く、居住エリアや買い物先の選択によって評価が分かれる傾向がみられました。特に「OKストア」や「個人経営の八百屋」などを活用している方からは物価の安さを評価する声が聞かれました。
「商業施設・娯楽」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約25%
- どちらかというと満足している:約48%
- どちらかというと不満:約24%
- 不満:約3%
商業施設・娯楽は「どちらかというと満足」だが地域差あり
- 「区内には多くないが、近隣(川崎など)に商業施設が多いので満足している」(30代 女性)
- 「蒲田に出てしまえばなんでもあるのでわざわざ渋谷新宿に出る必要がない」(30代 女性)
- 「映画に行くにしても、電車を乗りついで行かないといけないから不便ではある。娯楽施設はだいたい離れた場所にあるため」(30代 女性)
- 「商業施設、娯楽施設は少ないが、その分閑静な住宅街となっている」(30代 男性)
- 「映画館などの娯楽施設などはあまりない」(50代 男性)
商業施設や娯楽の利便性については、「どちらかというと満足している」が約55%と最も多い結果となりました。
「蒲田駅や大森駅前には大きなショッピングモールもあり」「駅ビルに行けば結構なんでもある」といった声がある一方で、「あまり商業施設があるイメージがない」「映画館などの娯楽施設があまりない」という意見も少なくありません。住んでいる場所によって評価が分かれる傾向があり、駅前などの繁華街に近い住民ほど満足度が高い傾向がみられます。
「治安」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約27%
- どちらかというと満足している:約45%
- どちらかというと不満:約23%
- 不満:約5%
治安は地域によって大きな差、全体的には「どちらかというと満足」
- 「東京都の中でも郊外なので、騒がしすぎないから」(20代 男性)
- 「大きな犯罪は起こっていないからです」(50代 女性)
- 「夜中にうるさかったり悲鳴が聞こえたりするのが怖い」(20代 女性)
- 「羽田・蒲田付近は昔から住んでいる人が多いからやんちゃする若者も未だに見る」(20代 女性)
- 「大田区は治安はあまり良くないと聞いたわりには、住んでみるとそんなに悪い印象はなかった」(40代 男性)
治安については「どちらかというと満足している」という回答が約50%を占め、次いで「大変満足している」が約25%となりました。
「大きな事件がない」「住宅街が整備されている」という肯定的な声がある一方で、「外国人が多い」「夜中にうるさい」といった不安の声も聞かれます。特に「蒲田駅前は夜中でも少々騒がしく、治安はあまりよくない」「羽田・蒲田付近は昔から住んでいる人が多いからやんちゃする若者も未だに見る」など、エリアによる差が大きいことが浮き彫りになりました。
「自然災害への安全性」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約16%
- どちらかというと満足している:約55%
- どちらかというと不満:約28%
- 不満:約1%
自然災害への安全性は多摩川の存在が不安要素
- 「多摩川や海が近いので、大雨や大津波があったらどうなるかわからない」(40代 女性)
- 「坂が多い場所に住んでいるので、水害か起きた時に低い場所に水が溜まりそうだし、雪が降った時や、路面が凍結した時も坂が怖かったから」(30代 女性)
- 「多摩川近くは水害が心配ですが、それ以外の高台の土地はいいと思います」(30代 女性)
- 「今のところは災害に遭っていないが、多摩川が氾濫したらどうなるかが心配」(20代 女性)
- 「多摩川が氾濫しそうになることが多い点と、埋め立て地なので大きな地震が起きた際には液状化等が起きるのではという不安は感じている」(40代 女性)
自然災害に対する安全性については「どちらかというと満足している」が約50%で最多となりましたが、「どちらかというと不満」も約30%と比較的多い結果となりました。
不安要素として最も多く挙げられたのは「多摩川が近いので氾濫が怖い」という水害リスクです。「多摩川や海が近いので、大雨や大津波があったらどうなるかわからない」「埋め立て地なので大きな地震が起きた際には液状化等が起きるのではという不安」といった声もあり、地形的な特性による災害リスクへの懸念が見られました。
一方で「多摩川の治水対策はすごい」「高台にあるので被害が少なめ」など、居住エリアによって評価が分かれています。
「住みやすさ総合評価」について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約39%
- どちらかというと満足している:約55%
- どちらかというと不満:約5%
- 不満:約1%
住みやすさ総合評価は高く、バランスの良さが魅力
- 「交通の弁がよくいろんなお店がたくさんあるから。田舎すぎなくて都会すぎるわけでもないのがいい」(20代 女性)
- 「渋谷や品川へのアクセスが良かったので、比較的住みやすいと感じました」(20代 男性)
- 「慣れた場所なので、住みやすさはとてもあります。飲食店や、お店等も多いのでその中で完結するのも好きです」(20代 女性)
- 「買い物がやや不便だったり、治安や災害時などにも不安があるから」(40代 女性)
- 「家賃が高いことと、坂が多い地域に住んでいるといるため」(30代 女性)
住みやすさの総合評価としては「どちらかというと満足している」が約50%、「大変満足している」が約30%と、約80%の方が満足と回答しています。「都心すぎず田舎すぎず」「交通の弁がよく、商店街も多く、閑静な住宅街もある」など、様々な要素のバランスが良いことが評価されています。
特に「都心に近い割に緑が豊かで治安も良く生活しやすい」「京急線とJR線の両方が使えて便利」「家賃が安いし便利」といった声が多く、コストパフォーマンスの良さも大田区の魅力として挙げられています。一方で、「家賃が高い」「治安の悪さ」などを理由に不満の声も一部あり、住む場所選びの重要性も示唆されています。
年代別にみる大田区の評価
年代別の分析からは、若年層(20代~30代)は交通の便や買い物の利便性を高く評価する傾向がみられます。「バスなど色々あって便はいい」「スーパーも多く買い物しやすい」という声が多く、特に「電車の本数が結構ある」点を評価する声が目立ちました。
一方、40代以上は長期的な居住環境として「落ち着いた環境」「治安の良さ」を重視する傾向があります。また、50代以上では「大きな災害などはあまりない」「避難所が多い」といった防災面での安心感を評価する声が増える傾向にあります。
まとめ:理想の住環境を考えるポイント
今回の調査結果から、大田区内でも居住地によって評価が大きく分かれることが明らかになりました。交通の便と買い物環境の良さは区内全体で評価が高い一方、治安や災害リスクはエリアによる差が大きいようです。住まい選びにおいては、駅からの距離や商業施設の充実度といった利便性だけでなく、治安の状況や災害ハザードマップなども確認することが重要と言えるでしょう。
また、「家賃」と「利便性」のバランスを考慮することで、自分に合った住環境を見つけることができそうです。大田区は様々な顔を持つエリアだからこそ、自分のライフスタイルに合った住まい選びが可能な地域と言えるでしょう。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
東京23区の中でも特徴的な地域性を持つ大田区。羽田空港を有し、工場と住宅地が共存するこのエリアは、どのような住環境として評価されているのでしょうか。今回のアンケート調査では、交通の便から物価、治安、自然災害に対する安全性まで、様々な角度から住民の声を集めました。「都心に近いながらも物価が抑えめ」「交通の便が良い」という魅力と、「河川近くの災害リスク」「地域によって異なる治安」など、気になるポイントも明らかになりました。大田区の多様な顔を知り、住まい選びの参考にしていただければ幸いです。
本調査に関して
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、男女110名を対象に、「大田区の住みやすさ」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査内容:「大田区の住みやすさ」についてのアンケート調査
調査期間:2025年1月29日(水)~2025年4月17日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:110人
調査対象:男性45人、女性65人
回答者について
まずは、回答者の年代と男女の割合をご紹介します。

出典:スムナラ
回答者の年代20代:約17%
30代:約36%
40代:約24%
50代:約20%
60代 以上:約3%

出典:スムナラ
回答者の性別男性:約38%
女性:約62%
「交通の便」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約40%
- どちらかというと満足している:約54%
- どちらかというと不満:約5%
- 不満:約1%
交通の便は高評価、羽田空港と複数路線の利便性
- 「羽田空港も近く、京急、JRなど電車も網羅しているため」(50代 男性)
- 「神奈川にも行きやすいし渋谷や東京などにも出やすい」(20代 女性)
- 「乗り換えをすれば結果どこにでも行きやすいから」(20代 女性)
- 「糀谷に住んでいて、都内に出るのに品川経由する必要があるのが煩わしい」(20代 男性)
- 「京急しか通っていなくて不便」(50代 男性)
大田区の交通の便については、約半数の方が「大変満足している」と回答し、「どちらかというと満足している」を合わせると約85%が満足していることがわかりました。満足の理由として多く挙げられたのは「羽田空港が近く、JRや京急線など複数の路線が利用できる点」です。「神奈川方面にも都心にも出やすい」という声も多く、区内にある様々な交通手段が高く評価されています。一方で、「都心に出づらい」「最寄り駅までの距離が遠い」といった声も一部あり、エリアによって評価が分かれる傾向も見られました。
「生活のしやすさ」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約38%
- どちらかというと満足している:約55%
- どちらかというと不満:約6%
- 不満:約1%
買い物環境は充実、商店街とスーパーの共存
- 「商店街があるエリアが多く、手作りのお惣菜やお弁当、飲食店など困らない」(20代 女性)
- 「徒歩圏内でなんでも揃う買い物ができるから」(30代 女性)
- 「住宅地にスーパーはあまりないけど駅前にストアがあるのでそこで買いをすませられればそんなに困らない」(40代 男性)
- 「ひとつ先の駅に電車で行くか、歩かないとスーパーがない。近所の商店街が飲み屋かスナックしかない」(30代 女性)
- 「渋谷まですぐ行けるので、お買い物はいつも困りません」(20代 女性)
生活のしやすさに関しては約80%の方が満足と回答しており、「近くにスーパーや商店街があって便利」という声が多数を占めています。特に「商店街があるエリアが多く、手作りのお惣菜やお弁当、飲食店など困らない」といった下町ならではの買い物環境を評価する声が目立ちました。
また、「家から5分以内の場所で日用品が揃えられる」という利便性の高さも魅力として挙げられています。一方で、「住む場所によっては大型スーパーやコンビニが近くになくて不便」といった地域差についての指摘もありました。
「物価」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約7%
- どちらかというと満足している:約58%
- どちらかというと不満:約26%
- 不満:約9%
物価は「どちらかというと満足」が主流、地域差あり
- 「地方に比べると高いが都内なので仕方がないと思う」(30代 女性)
- 「個人経営の八百屋やお惣菜など、リーズナブルに買い物が出来るお店があるから」(40代 女性)
- 「少し高いような気がしているが、治安がいいのでこのくらいで仕方ないのかとも思っている」(40代 女性)
- 「近くに地元密着スーパーがあるため、品質がよく値段は張るがコスパはいい」(30代 女性)
- 「都内のスーパー価格より若干安い地元のスーパーがあるからです」(30代 女性)
物価については「どちらかというと満足している」という回答が約50%で最も多く、「地方に比べると高いが都内では標準的」という見方が主流となっています。
「商店街のものも値上がりしている」という声がある一方で、「安いお店が多い」「探せば安い店もある」といった意見も多く、居住エリアや買い物先の選択によって評価が分かれる傾向がみられました。特に「OKストア」や「個人経営の八百屋」などを活用している方からは物価の安さを評価する声が聞かれました。
「商業施設・娯楽」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約25%
- どちらかというと満足している:約48%
- どちらかというと不満:約24%
- 不満:約3%
商業施設・娯楽は「どちらかというと満足」だが地域差あり
- 「区内には多くないが、近隣(川崎など)に商業施設が多いので満足している」(30代 女性)
- 「蒲田に出てしまえばなんでもあるのでわざわざ渋谷新宿に出る必要がない」(30代 女性)
- 「映画に行くにしても、電車を乗りついで行かないといけないから不便ではある。娯楽施設はだいたい離れた場所にあるため」(30代 女性)
- 「商業施設、娯楽施設は少ないが、その分閑静な住宅街となっている」(30代 男性)
- 「映画館などの娯楽施設などはあまりない」(50代 男性)
商業施設や娯楽の利便性については、「どちらかというと満足している」が約55%と最も多い結果となりました。
「蒲田駅や大森駅前には大きなショッピングモールもあり」「駅ビルに行けば結構なんでもある」といった声がある一方で、「あまり商業施設があるイメージがない」「映画館などの娯楽施設があまりない」という意見も少なくありません。住んでいる場所によって評価が分かれる傾向があり、駅前などの繁華街に近い住民ほど満足度が高い傾向がみられます。
「治安」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約27%
- どちらかというと満足している:約45%
- どちらかというと不満:約23%
- 不満:約5%
治安は地域によって大きな差、全体的には「どちらかというと満足」
- 「東京都の中でも郊外なので、騒がしすぎないから」(20代 男性)
- 「大きな犯罪は起こっていないからです」(50代 女性)
- 「夜中にうるさかったり悲鳴が聞こえたりするのが怖い」(20代 女性)
- 「羽田・蒲田付近は昔から住んでいる人が多いからやんちゃする若者も未だに見る」(20代 女性)
- 「大田区は治安はあまり良くないと聞いたわりには、住んでみるとそんなに悪い印象はなかった」(40代 男性)
治安については「どちらかというと満足している」という回答が約50%を占め、次いで「大変満足している」が約25%となりました。
「大きな事件がない」「住宅街が整備されている」という肯定的な声がある一方で、「外国人が多い」「夜中にうるさい」といった不安の声も聞かれます。特に「蒲田駅前は夜中でも少々騒がしく、治安はあまりよくない」「羽田・蒲田付近は昔から住んでいる人が多いからやんちゃする若者も未だに見る」など、エリアによる差が大きいことが浮き彫りになりました。
「自然災害への安全性」の満足度について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約16%
- どちらかというと満足している:約55%
- どちらかというと不満:約28%
- 不満:約1%
自然災害への安全性は多摩川の存在が不安要素
- 「多摩川や海が近いので、大雨や大津波があったらどうなるかわからない」(40代 女性)
- 「坂が多い場所に住んでいるので、水害か起きた時に低い場所に水が溜まりそうだし、雪が降った時や、路面が凍結した時も坂が怖かったから」(30代 女性)
- 「多摩川近くは水害が心配ですが、それ以外の高台の土地はいいと思います」(30代 女性)
- 「今のところは災害に遭っていないが、多摩川が氾濫したらどうなるかが心配」(20代 女性)
- 「多摩川が氾濫しそうになることが多い点と、埋め立て地なので大きな地震が起きた際には液状化等が起きるのではという不安は感じている」(40代 女性)
自然災害に対する安全性については「どちらかというと満足している」が約50%で最多となりましたが、「どちらかというと不満」も約30%と比較的多い結果となりました。
不安要素として最も多く挙げられたのは「多摩川が近いので氾濫が怖い」という水害リスクです。「多摩川や海が近いので、大雨や大津波があったらどうなるかわからない」「埋め立て地なので大きな地震が起きた際には液状化等が起きるのではという不安」といった声もあり、地形的な特性による災害リスクへの懸念が見られました。
一方で「多摩川の治水対策はすごい」「高台にあるので被害が少なめ」など、居住エリアによって評価が分かれています。
「住みやすさ総合評価」について

出典:スムナラ
- 大変満足している:約39%
- どちらかというと満足している:約55%
- どちらかというと不満:約5%
- 不満:約1%
住みやすさ総合評価は高く、バランスの良さが魅力
- 「交通の弁がよくいろんなお店がたくさんあるから。田舎すぎなくて都会すぎるわけでもないのがいい」(20代 女性)
- 「渋谷や品川へのアクセスが良かったので、比較的住みやすいと感じました」(20代 男性)
- 「慣れた場所なので、住みやすさはとてもあります。飲食店や、お店等も多いのでその中で完結するのも好きです」(20代 女性)
- 「買い物がやや不便だったり、治安や災害時などにも不安があるから」(40代 女性)
- 「家賃が高いことと、坂が多い地域に住んでいるといるため」(30代 女性)
住みやすさの総合評価としては「どちらかというと満足している」が約50%、「大変満足している」が約30%と、約80%の方が満足と回答しています。「都心すぎず田舎すぎず」「交通の弁がよく、商店街も多く、閑静な住宅街もある」など、様々な要素のバランスが良いことが評価されています。
特に「都心に近い割に緑が豊かで治安も良く生活しやすい」「京急線とJR線の両方が使えて便利」「家賃が安いし便利」といった声が多く、コストパフォーマンスの良さも大田区の魅力として挙げられています。一方で、「家賃が高い」「治安の悪さ」などを理由に不満の声も一部あり、住む場所選びの重要性も示唆されています。
年代別にみる大田区の評価
年代別の分析からは、若年層(20代~30代)は交通の便や買い物の利便性を高く評価する傾向がみられます。「バスなど色々あって便はいい」「スーパーも多く買い物しやすい」という声が多く、特に「電車の本数が結構ある」点を評価する声が目立ちました。
一方、40代以上は長期的な居住環境として「落ち着いた環境」「治安の良さ」を重視する傾向があります。また、50代以上では「大きな災害などはあまりない」「避難所が多い」といった防災面での安心感を評価する声が増える傾向にあります。
まとめ:理想の住環境を考えるポイント
今回の調査結果から、大田区内でも居住地によって評価が大きく分かれることが明らかになりました。交通の便と買い物環境の良さは区内全体で評価が高い一方、治安や災害リスクはエリアによる差が大きいようです。住まい選びにおいては、駅からの距離や商業施設の充実度といった利便性だけでなく、治安の状況や災害ハザードマップなども確認することが重要と言えるでしょう。
また、「家賃」と「利便性」のバランスを考慮することで、自分に合った住環境を見つけることができそうです。大田区は様々な顔を持つエリアだからこそ、自分のライフスタイルに合った住まい選びが可能な地域と言えるでしょう。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ