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一冨士本店・JMA、防衛省向け護衛艦「ゆうべつ」引渡式にて、水上ドローン「マリンドローン」のデモを披露

2025年06月24日

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 株式会社一冨士本店(本社:岡山県岡山市北区、代表取締役:工藤 政宣)と、JMA(正式名称:一般社団法人日本マルチコプター協会 本部:東京都世田谷区、理事長:工藤 政宣)は、2025年6月19日、三菱重工マリタイムシステムズ株式会社 玉野本社工場(岡山県玉野市)にて執り行われた防衛省向け護衛艦「ゆうべつ」の引渡式において、共同開発した新型水上ドローン「マリンドローン」のデモンストレーション航行を実施しました。

防衛省向け護衛艦「ゆうべつ」と、水上ドローン「マリンドローン」

 本機体は、水難救助からインフラ点検、警戒監視まで多様な任務に対応可能であり、日本の安全保障と防災能力の向上に貢献するものとして、今後、防衛省をはじめとする関係機関への導入を働きかけてまいります。
【デモンストレーションの概要】
日時: 2025年6月19日(木)
場所: 三菱重工マリタイムシステムズ株式会社 玉野本社工場(岡山県玉野市玉三丁目1番1号)
内容:防衛省向け護衛艦「ゆうべつ」引渡式にて、新型水上ドローン「マリンドローン」の機体性能説明、およびデモンストレーション航行

「マリンドローン」デモンストレーションの様子


「マリンドローン」操作の流れ

「マリンドローン」操作画面

 護衛艦「ゆうべつ」の引渡式という栄えある場で行われた今回のデモンストレーションでは、ご出席された防衛省関係者をはじめとする皆様より、「人が近づけない場所の状況がリアルタイムで分かり、初動対応が格段に早くなる。また、民間製品を活用することで低コストでの導入が可能となり、隊員の安全を確保しつつ、より精密な救助・調査活動が可能になる」といった高い評価をいただきました。
【株式会社一冨士本店 代表取締役/一般社団法人日本マルチコプター協会 代表理事 工藤政宣より】

「この新型水上ドローンは、激甚化する水害や人手不足といった日本の課題解決に貢献すべく開発されました。護衛艦「ゆうべつ」引渡式で披露できたことを光栄に思います。水難救助、インフラ維持、海上安全確保など、活用の可能性は無限大です。いただいたご意見を元に改良を重ね、早期の社会実装を目指し、関係各所と連携してまいります。」

株式会社一冨士本店 代表取締役 /一般社団法人日本マルチコプター協会 代表理事 工藤政宣

【今後の展開】

今後は、自衛隊(陸・海・空)及び防衛装備庁、消防・警察関係への導入を目指し、ダム底や河川の状況把握、災害時の要救助者捜索といったレスキュー活動の補助具としての活用を推進します。また、密漁・密航の抑止力となる警戒船としての活用や、養殖場の網の点検・赤潮の監視といった水産業の省人化・省力化支援も視野に入れ、水産関係者とも連携し導入を目指してまいります。

マリンドローン

【株式会社一冨士本店について】

【JMA(一般社団法人日本マルチコプター協会)について】

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