AIバイオメディカル株式会社

AIバイオメディカルによる「AI再生医療革命」本格始動

2025年10月15日

AIバイオメディカル株式会社
岡田武史とケン・マスイ、大西勝⼆、早川宗一郎の4人が加わり新経営体制を発表AIで”成長する心臓”を創り、移植を待つ子どもの未来を救う

AI技術を活用した再生医療事業を展開するAIバイオメディカル株式会社(本社︓東京都、代表取締役︓櫻田伸一)は、10月14日(⽕)にオルクドール・サロン TOKYO(中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋三井ビルディング)にて新経営体制と今後の事業戦略を発表いたしました。第⼆電電企画(現・KDDI)の創業者である千本倖生(共同創業者&会長)に加え、新たに元サッカー日本代表監督の岡田武史、音楽プロデューサー/クリエイティブディレクターのケン・マスイ氏が社外取締役として経営に参画。 「AI」「5軸3Dバイオプリンティング」「デジタルツイン」を統合した独自技術(QUANTUM法︓特許出願準備中)により、これまで不可能とされた“成長に追随する再生人工心臓”を創り出し、深刻なドナー不足により移植を待つしかない先天性心疾患の子供たちを救う「AI再生医療革命」を本格的に始動します。


       写真左から:福田典子(司会)、早川宗一郎(欠席)、岡田武史、櫻田伸一、千本倖生、ケン・マスイ、大西勝⼆

深刻な小児心臓移植の現状と、年間75%の子供が救われない現実
日本では、心臓に疾患を抱えて生まれてくる新生児が年間約6800人いるとされ、そのうち心臓移植でしか救えない重篤な子供は年間約68人にのぼります。しかし、国内の圧倒的なドナー不足により、実際に行われる小児(18歳以下)の心臓移植は年間わずか17件程度に留まっています。これは、移植を必要とする子供たちのうち4人に3人、実に75%が国内では治療の機会を得られていないという厳しい現実を示しており、社会課題となっています。

そこで、AIバイオメディカルでは再生医療とAI技術を融合させた独自の臓器プリンティングシステム「QUANTUM法(特許出願準備中)」を開発しました。これは、世界で初めて「AI」「5軸3Dバイオプリンティング」「デジタルツイン」を統合した革新的な技術です。従来の技術では、細胞が⾎管から約0.25mm以上離れると壊死してしまうため、厚みのある臓器の作製は不可能とされてきました。QUANTUM法は、患者個人のデータから作製したデジタルツイン(仮想心臓モデル)上でAIが最適な細胞配置を設計し、5軸3Dバイオプリンターが精密に⾎管網を持つ心臓組織を造形することで、この根本課題を克服します。これにより、子供の身体の成長に合わせて大きくなる、個別化された「再生人工心臓」の提供し、心臓病に苦しむ全ての子どもへの移植を目指します。


                    5軸3Dバイオプリンターイメージ画像


異分野の知性が集結した新経営体制-事業加速と「人間中心」の倫理観を両立
この「AI再生医療革命」を加速させ、かつ倫理的に正しく推進するため、ビジネス、スポーツ、クリエイティブの各界を代表する知性が集結した新経営体制を発足しました。

新たに社外取締役に就任した岡田武史氏は、事業における「倫理ジャッジ」の役割を担います。岡田氏は就任にあたり、「事業の成長に伴い、心臓以外の臓器を創ることができるようになる可能性があります。その際に、人間として踏み込んではいけない領域を中立的な視点から議論できる人間としてジョインしました。」と述べ、最先端技術が倫理観から逸脱することのないよう、厳格な監督を行う決意を表明しました。

同じく社外取締役に就任した音楽プロデューサー/クリエイティブディレクターのケン・マスイ氏は、ライツ(権利)およびグローバルブランディングを担当します。マスイ氏は「ライツという言葉には、ロゴやビジネスの特許の権利だけでなく、すべての人が健やかに生きる権利という意味もあります。私たちの技術とブランドは個人の生きる権利を守るきっかけを作るために存在します。その理念を世界へ発信し、グローバルライツも主張してまいります」と語り、クリエイティブの力で企業の社会的使命を世界に伝えていくビジョンを示しました。
新ロゴに込めた「科学と生命をつなぐ」理念
新体制の発足に合わせ、ケン・マスイ氏のディレクションのもと、新たなコーポレートロゴを策定しました。
LOGO Story
紙垂(しで)
神聖な場所であることを示したり、悪いものを寄せ付けない結界
の役割があります。紙垂は雷の形を表したとも言われ、稲妻が豊
作をもたらすという信仰に由来しています。
我々も企業ロゴに「生命の豊かさ」や人間の尊さを紙垂に託し
て成長をしていけたらという思いで取り組みたいと考えます。
Philosophy
紙垂を 作るときには神聖な気持ちで手を洗い清めてから行います
我々もプロダクトやアイデアを作るときに同じ様な気持ちで向き合えたらと考えます
                       by Ken Masui



       AIBM新ロゴ

経営陣コメント
共同創業者&代表取締役会長 千本 倖生「私はこれまで通信という社会インフラを創ることに人生を捧げてきましたが、今度は再生医療でAIの力を活用し、今までできなかった治療で多くの人の『生命』そのものを支える新たなインフラを創りたいと考え、立ち上げました。絵空事のようですが、全身全霊で取り組むことで、必ず実現できると信じております。」

共同創業者&代表取締役社長CEO 櫻田 伸一
「圧倒的なドナー不足という現実の中で、本来救えるはずの尊い命が失われています。私たちはこの状況を変えるべく、再生医療とAIを融合させた技術を開発しました。我々のテーマは『Quantum Leap to Life - 生命への飛躍』でして、飛躍的に事業を加速させることで、一日でも早く、子どもたちの生命を救う」という使命の実現に向け、今後も挑戦を続けてまいります。

会社概要
会社名:AIバイオメディカル株式会社(AI Biomedical Inc.)/所在地:東京都千代田区神田須田町1丁目7番8号 VORT秋葉原IV 2F/代表者:代表取締役社長 櫻田 伸一/設立:2023年12月/事業内容:AI技術を活用した再生医療関連事業/URL:https://ai-biomedical.jp/

報道関係者様お問い合わせ先
AIバイオメディカルPR事務局((株)アンティル内) 担当:上田・滝川・大森・鋤崎
TEL:03-5572-7375 FAX:03-4335-8385 E-mail:aibm_pr@vectorinc.co.jp
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