株式会社タウンキッチン

地域で育てる、ちいさな経済「コウカシタパーク」始動

2025年10月16日

株式会社タウンキッチン
JR中央線・東小金井駅近くの高架下に新棟 CLUB HOUSE




東京郊外を中心に創業支援を通じたまちづくりに取り組む株式会社タウンキッチン(本社:東京都小金井市、代表取締役:北池智一郎)は、2026年1月、JR中央線・東小金井駅近くの高架下にて「コウカシタパーク」を始動いたします。
同エリアではこれまで、公共のシェアオフィス「KO-TO(コート)」、ショップ・オフィス複合施設「PO-TO(ポート)」、飲食・シェアキッチン機能を備えた「MA-TO(マート)」を段階的に開設してきました。そしてこのたび、新棟「CLUB HOUSE(クラブハウス)」が2026年1月に開業予定。これを機に、“地域で育てる、ちいさな経済”をコンセプトに、4棟全体を創業支援施設群「コウカシタパーク」として新たなスタートを切ります。

スモールビジネスが集う3つの施設
創業支援施設「KO-TO」、「PO-TO」、「MA-TO」は、現在150を超える事業者が集まり、各区画を拠点に事業を展開しています。なかでもMA-TOのシェアキッチン「8K(ハチケー)」は、飲食分野における創業の第一歩を支える場として高い人気を誇り、卒業後に近隣で実店舗を構える方も多く、インキュベーション施設としての機能を果たしています。
また、地域での創業やまちづくりに関する情報を発信するweb magazine「リンジン」の運営など、エリア全体の価値向上にも継続的に取り組んでいます。こうした取り組みが評価され、2024年には国土交通省主催「地域価値を共創する不動産業アワード」にて特別賞を受賞。スモールビジネスを核とした地域経済の自律的循環や、共創型まちづくりの実践事例として、全国の自治体・企業・支援機関から多くの視察を受けています。
今回、新棟「CLUB HOUSE」の完成を機に、4棟全体を創業支援施設群「コウカシタパーク」として再編成。市民起業家による郊外型まちづくりの拠点として、新たなスタートを切ります。

KO-TO(東小金井事業創造センター)

PO-TO


MA-TO




相談と交流のハブ拠点 CLUB HOUSE
「CLUB HOUSE」は、KO-TO、PO-TO、MA-TOの管理機能を担うとともに、創業・まちづくりに関する窓口や、地域内外の人々が交流・学び合える拠点としての機能を兼ね備えています。
施設内に設けられる「コウカシタスタンド」は、各施設の案内や内覧受付に加え、コーヒーや書籍の販売などを通じて、地域に開かれた日常的な立ち寄り機能も備えます。また、創業予定者やスモールビジネス志向の方に向けた創業相談、さらには空き家の活用を含む不動産利活用に関する専門的な相談にも対応します。
将来的には、マルシェやキッチンカーの出店、まちづくりの実践者を招いたトークイベントなどを企画。郊外のまちづくりを共に考え、育てていく役割を果たしていきます。

コウカシタスタンド(CLUB HOUSE内) 提供:山路哲生建築設計事務所


市民起業家を育む4ヶ月の挑戦「コウカシタLAB」参加者募集
コウカシタパーク始動にあわせ、“小さな実験が、まちを変える!”をコンセプトにした実践型ワークショップ「コウカシタLAB(ラボ)」を開講します。同エリアで2014年より実施してきた「コウカシタスクール」、「まちのインキュベーションゼミ」には、延べ約340人が参加。多くの創業・地域プロジェクトの立ち上がりを支援してきました。
今回のLABでは、構想や学びだけにとどまらず、事業化や地域実装を前提としたプログラムに再構成。個人や団体が自らのアイデアをプロトタイピングしながら、地域との接点を築き、共創的な関係を生み出していくことを目的としています。
最終回には、コウカシタパークをフィールドに、参加者による店舗出店、ワークショップ開催、展示などのトライアル実践を行うエキシビションを予定。起業や地域活動に関心のある個人をはじめ、スモールビジネスを志す事業者、地域との関わりを求める住民など、多様な人々の「やってみたい」を応援する機会となります。

施設概要





プログラム詳細

<お問い合わせ>
株式会社タウンキッチン (担当:小出、平田)
WEB:https://town-kitchen.com
MAIL:info@town-kitchen.com
TEL: 0422-30-5800(平日10:00-18:00)
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