コムエクスポジアム・ジャパン株式会社

17回目を迎えるマーケティングカンファレンス「ad:tech tokyo 2025」が開幕。海外スピーカー来日、AI活用、パーパス、メディアの健全性など注目テーマのセッションも実施

2025年10月24日

コムエクスポジアム・ジャパン株式会社
23日の基調講演には、幾多のグローバルブランドをけん引してきたAnomalyのナターシャ・ヤボウスキー氏や、日本コカ・コーラ、富士フイルムホールディングスなども登壇しました。




マーケティングの国際カンファレンスを多数企画・実施しているComexposium Japan(コムエクスポジアム・ジャパン)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:古市優子)は、広告・マーケティング業界を俯瞰でき、17回目を迎える伝統ある国際カンファレンス「ad:tech tokyo(以下、アドテック東京)」が、2025年10月22日(水)に東京ミッドタウン&ザ・リッツ・カールトン東京にて開幕したことを発表します(会期は24日まで)。

「Future of Marketing」を掲げて行われた本イベントには、マーケティングの最新動向と技術革新に関する情報収集や、実践的なスキルアップ、業界の動向把握を目指す方々が多く集います。そこで、公式セッションや展示会のコンテンツはもちろん、アドテック東京に参加すること自体が新しいイベント体験になるよう、廃棄物を最小限にするサステナブルな運営、AI同時通訳ソリューションを採用して技術を体感・実感いただいています。

リアルな「対話」とネットワーキングの重要性を強調
今年の「ad:tech tokyo 2025」では、AIやオンライン環境ではまだ到達できない、リアルな「対話」や「雑談」の価値を再認識する機会となっています。オープニングでは、来場者に対し、あえて前後の方と名刺交換や自己紹介を行う実践的な交流の場を設け、この会場でしかできない生きたコミュニケーションを通じて、ビジネスやキャリアにおける変化を創出することを奨励しました。

豪華講師陣によるワークショップ、7つのキーノートと充実のプログラム
10月22日(水)には4つのワークショップが、10月23日は4つのキーノート(基調講演)が行われました。
「AI時代のブランドとマーケティングの原則(Keynote#1)」をはじめ、「顧客創造のいま(Keynote#2)」、「エージェンティック・コマースが導く、新しい購買体験とは?(Keynote#3)」というテーマで、AIやテクノロジーの進化がもたらすマーケティングとブランド構築の変革における最前線を探りました。
3つのKeynoteを通じて、広告の露出(Exposure)中心のマーケティングから、体験(Experience)を軸とする新たな時代への転換で何をすべきか語られました。AIは効率化にとどまらず、創造性や組織設計にも影響を及ぼしています。今後の企業成長には、AIによる高度化と人間の感性による体験創出、この両輪を統合してブランド価値を再定義することが鍵であると示されました。

また、「日経クロストレンド」が先日発表したマーケター・オブ・ザ・イヤー2025の受賞者・審査員によるセッションも実施しました。

公式セッション・展示会情報
公式セッションには、Brand&Marketing、Media&Content、Data&Technology、Ethics&Society、Japan&International、Marketing with AI、Retail&Commerce、Peopleの8つのカテゴリを設定。マーケターはもちろん、幅広い領域からの登壇者がそろい、さまざまなテーマについてディスカッションしています。
展示会場には約100社が出展し、参加者はブースで最新情報を収集しつつ、Exhibition Stage(エグジビジョンステージ)で行われるセミナーやプレゼンテーションにも足を運びます。

最終日、10月24日(金)のキーノートには、実業家でSNS media&consulting株式会社ファウンダーの堀江 貴文氏とレオス・キャピタルワークス株式会社の藤野 英人氏が、「未来を動かす資本とアイデア──投資家と起業家が語るマーケティング」をテーマに、起業家が市場を創造していく際のマーケティングの在り方や、資本と創造の視点をつなぎ、マーケターに必要なこれからの成長戦略を提示します。
また、その後のキーノートにはPinterest、花王、Spotifyが登壇。複雑化する消費者の意思決定や、情報過多の状況において、購買・行動につなげるためのマーケティングの取るべき方向性を探り、消費者の行動変容を促すためのマーケティングについて切り込んでいきます。
展示会場では、引き続き各社の出展ブースやエグジビションステージでのセミナーなどが行われます。

海外スピーカーも来日
海外からは昨年よりも多くのゲストスピーカーが登壇します。
Anomaly Global Partner, Chief Innovation OfficerのNatasha Jakubowski (ナターシャ・ヤクボウスキー)氏は、セッションテーマ「AI時代のブランドとマーケティングの原則」にて、革新的なAI技術を取り入れながらも、ブランドが守るべき「明快さ」「関連性」「持続的な価値」といったマーケティングの原点に立ち返ることの重要性を問いかけました。
また、CRITEO CTO (最高技術責任者)のDiarmuid Gill(ディアミド・ギル)氏は、「エージェンティック・コマースが導く、新しい購買体験とは?」をテーマに登壇し、AIとエージェンティック・コマースが未来の購買体験をどのように変革し、ブランドと消費者の関係を深めるのか、最新の知見と事例を交えて紹介しました。


■ad:tech tokyo 2025 開催概要



開催日:2025 年 10 月 22 日 (水) - 24 日 (金)
場 所:東京ミッドタウン&ザ・リッツ・カールトン東京 および後日アーカイブ配信
総参加者:約1万5,000人(2024年実績)
公式サイト:http://adtech-tokyo.com/ja/
参加パスの申込:https://adtech-tokyo.com/ja/for_visitors/

Comexposiumについて
Comexposiumは、世界で170を超えるB2C/B2Bイベントをプロデュースしています。食品、農業、ファッション、建設、ハイテクなど様々な分野をカバーしており、世界30か国で300万人以上の来場者を記録しています。Comexposium Japanは、2009年に「ad:tech」を日本初上陸させ、「ad:tech tokyo」として17年の実績。そのほか、日本における宿泊型マーケティングカンファレンスの草分けである「iMedia Brand Summit」も実施。日本のマーケターが世界で戦うために必要となる知識・情報・ネットワークが得られる場を設けています。
ウェブサイト:https://www.comexposium.com/
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