株式会社ユーミーホールディングス
入社半年の10人が起こした「ジャイアントキリング」。飲み会の“愚痴”から生まれたAI『淳之助』が、企業の未来を変えるまで
2025年11月26日
【プロローグ:熱狂の瞬間】
2025年10月1日。ユーミーらいふグループ全社員が注目する、社員のボトムアップによる挑戦の場であり、イノベーションを生み出すためのコンテスト「ユーミーアワード」決勝。会場はどよめきと歓声に包まれました。並み居るベテラン社員や先輩チームを抑え、グランプリとして名前を呼ばれたのは、この春に入社したばかりの10人の新入社員たち。「NEOFORCE10」でした。
「やってやったぞ!」。ステージ上で弾ける笑顔を見せた彼ら。しかし、その栄光の裏側には、誰もが抱える等身大の悩みと、それを「テクノロジー」と「絆」で乗り越えた、ひと夏のドラマがありました。
これは、ただの新人研修の発表ではありません。現場のリアルな“愚痴”から始まり、やがて会社全体の働き方を変えようとしている、小さな革命の物語です。
![]()
【第一章:始まりは、居酒屋での「愚痴」だった】
時計の針を数ヶ月前に戻しましょう。4月に入社し、それぞれのエリアセンターへ配属された10人の新メンバー。希望に胸を膨らませていた彼らを待っていたのは、現場のリアルな壁でした。
「配属先によって教わり方が違う…」「覚えることが多すぎて、先輩の手を止めてしまうのが申し訳ない…」
同期で集まった飲み会。乾杯の後に溢れ出したのは、そんな切実な“愚痴”でした。「このままじゃダメだよね」。誰かが呟いたその言葉が、すべてのきっかけでした。「愚痴を言うだけで終わらせたくない」。その想いが、彼らのギアを上げました。
【第二章:壁を突破する「魔法の杖」との出会い】
彼らがまず取り組んだのは、自分たちの手で業務知識を集約すること。作成した「ナレッジシート」の情報は、瞬く間に500件を超えました。しかし、ここで新たな壁が立ちはだかります。「情報が多すぎて、結局探せない…」。
熱意だけでは解決できない課題。解決策を模索する彼らが出会ったのが、社内で行われた「AI座談会」で紹介されたGoogleの『NotebookLM』でした。
「これなら、いけるかもしれない」
彼らは、膨大なナレッジシートや企業理念、管理物件の空室対策要綱などをAIに学習させ始めました。目指したのは、ただの検索ツールではありません。情報漏洩のリスクなく、会社の想いやルールを正しく理解し、ベテランのノウハウを誰でも一瞬で引き出せる、ユーミーらいふグループ専用のパートナー。
その名は、『淳之助』。「10人の助っ人(じゅうにんのすけっと)」から名付けられたこのAI同期は、新入社員たちの願いを乗せて産声を上げました。
【第三章:最強の同期だから、実現できた「120%」】
「新人の自分たちには“実績”がない。何を言っても信じてもらえないかもしれない」。そんな不安を払拭したのは、入社前から育んできた10人の「絆」でした。
就職活動であるインターンシップから始まり、同じ志を持って入社を決めた仲間と、毎月の内定者研修で学生の頃から顔を合わせ、互いの人となりを深く理解していた彼ら。「実績がないなら、パフォーマンスで圧倒しよう」。合言葉は「パフォーマンス力120%」。開発班、発表班、パフォーマンス班に分かれ、それぞれの得意分野で全力を尽くしました。
入社からわずか半年。しかし彼らの結束力は、すでに長年連れ添ったチームのようでした。その熱量が、アワード当日の審査員である全社員の心を動かしたのです。
【エピローグ:未来へ】
「この優勝を"形だけ"で終わらせず、会社にしっかり浸透させていくのが我々の責任」。彼らは力強くこう語りました。
『淳之助』は今、スマートフォンやパソコンの画面越しに、現場で働く社員たちを支え始めています。「淳之助、この物件の契約条項はどうなってる?」そう問いかければ、新入社員でもベテランと同じようにお客様に向き合える。そんな未来が、もうそこまで来ています。
創業50周年を目前に控えたユーミーらいふグループ。新入社員が起こしたこの「新しい風」は、年次や役職の壁を越え、全ての社員が挑戦できる企業風土へと、私たちを押し上げてくれています。
100年企業に向けて、ユーミーらいふグループの挑戦はこれからも続きます。
【会社概要】
名称:株式会社ユーミーホールディングス
代表者:木村光貴
本社:神奈川県藤沢市藤沢223-2ユーミー藤沢センタービル
設立:2009年12月
ホームページ:https://you-me-life.co.jp/
公式アカウント:Instagramhttps://www.instagram.com/you.me.life.group/?hl=ja
【問い合わせ先】
株式会社ユーミーホールディングス 広報部
TEL:0466-20-8050
MAIL:kohou@you-me-life-gr.jp
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ