センス・トラスト株式会社
創業6期で年商262億円を達成し、7期目に上場。不動産から感動イノベーションを起こす。センス・トラストが描く未来
2025年12月26日
創業7期目、センス・トラストの現在地
センス・トラスト株式会社は、2019年に大阪で創業してから今年で7期目を迎えます。現在は全国で不動産の買取再生事業を主軸に、不動産開発、収益不動産、売買仲介などの事業を展開し、不動産に関してトータルサポートできる総合不動産企業として歩みを進めています。6期目では売上規模が262億円に達し、事業拠点もこれまでの大阪本社・京都支社・東京支社・横浜支社・神戸支社に加え、新たに名古屋支社と福岡支社を開設。着々と全国に事業を拡大しています。
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本記事では、センス・トラスト 代表取締役社長 今中康仁にインタビューを実施。これまでの歩みや、組織がどのように成長してきたのか、そして今後の方向性について話を聞きました。創業初期の出来事や、日々の意思決定を支えてきた価値観や文化にも触れながら、センス・トラストの「内側」をご紹介いたします。
急成長の裏側——課題への向き合い方と人を軸にした経営
──まず、創業に至るまでの背景を教えてください。
私の原点には、常に野球があります。高校時代は、甲子園常連校である大阪桐蔭高校の野球部に所属し、プロ野球選手になることを目標に日々練習に打ち込んでいました。
しかし高校1年生のとき、父が病気で急逝します。さらにその直後、私は野球で肘を故障し、心身ともに大きな挫折を味わいました。そんな中、父の遺書に書かれていた「母親を楽にさせてくれ」という言葉を胸に、私はプロ野球選手・メジャーリーガーになるという夢を本気で追いかけるようになります。
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ところが、その後も肘のケガが再発し、野球の道を断念せざるを得ませんでした。この時の強い悔しさが、「野球に代わる新たな夢を見つけ、人生を切り拓こう」と決意する大きな原動力になったのは間違いありません。
その後、大学に進学した18歳の私は、解体現場でのアルバイトをきっかけに、不動産業界を知ることになります。
不動産業界は人の暮らしにも経済にも深く関わるダイナミックな産業で、調べれば調べるほどワクワクし、不動産業界で挑戦しようと決意しました。先述の父の遺書にあった「母親を楽にさせてくれ」という言葉を実現させるために不動産会社の社長になると決意し、社会に出て5年目でとなる27歳で起業することを心に決めました。
その目標を実現するため、在学中に宅建免許を取得、大学卒業後は、大手不動産会社へ入社いたしました。大手不動産会社および事業用不動産を得意とする企業で5年間実務経験を重ねた後、2019年の4月にセンス・トラストを創業いたしました。
──創業初期は、どのように事業を軌道に乗せていったのでしょうか。
創業当初は、まさに毎日が戦いでした。一人ですべての業務をこなしていたため、とにかく休みもなく働き、仕事を終えて家に帰ろうとするけれど、疲れ過ぎて事務所で寝るというようなことが多々あり、まさに激動の日々でした。その一方で、「生きている」という実感はすごくあり、楽しかったのを覚えています。
起業から半年後、センス・トラストに1人目の社員が入社しました。そこから2人、3人と仲間が増えていきましたが、その当時、奇しくも世間はコロナ禍に突入したばかりでした。さまざまな制限により、思うような営業活動ができない時期もありました。
創業当初は資金がなかったため仲介業でスタートしましたが、そのような中でも、1期目から売上高1.6億円という成果を残すことができたのは、人とのご縁を大切にしてきたからだと感じています。
当時は1日200件以上電話することも多々あり、電話でコミュニケーションを綿密に取ることでお客様との信頼関係が築けたと思います。前職で事業用不動産を扱っていた経験がありましたので、比較的大きい案件をいくつかお客様からいただくことができました。人の繋がりを大切にした結果が、1期目の売り上げに繋がったのだと考えております。
──創業当初、壁にぶつかることはありませんでしたか。
もちろんありました。とりわけ、大きな壁となったのが、創業直後の融資です。
十分な実績もない中で物件を仕入れるには、金融機関との信頼をひとつずつ積み上げるしかありませんでした。丁寧に実績をつくり、関係を築き、ファイナンスの理解を深める。地道な作業の繰り返しでしたが、この時期に培われた「基礎体力」こそが、今のスピード感ある事業展開を支える大きな力になっていると思います。
──会社が急成長している理由は、どこにあると考えていますか。
「お客様からの信頼を着実に積み重ねてきたこと」にほかならないと考えています。
正確に見極めること、スピードを意識して動くこと、そして誠実さを欠かさないこと。ごく当たり前に聞こえるこれらの姿勢を、創業の頃から積み重ねてまいりました。また、社員一人ひとりの行動が信頼につながると考え、「目の前の人を笑顔にする」「謙虚である」「利他の精神をもって動く」といった行動基準を一貫して徹底。そうした姿勢が日々の取引に表れ、「気持ちのいい取引だった」とお客様に言っていただけるようになり、その小さな一つひとつの積み重ねが会社としての信頼につながっていきました。
こうした原点はセンス・トラストの文化として息づき、日々の判断や行動の基準になっています。その文化があったからこそ、今の成長につながっていったと感じております。
人が集まり人が育つ組織づくり
──センス・トラストが大切にしている「人を大切にする文化」とは、どのようなものですか。
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私たちが組織で最も大切にしているのは、「愛と主体性」です。「愛」があれば、全員が互いを尊敬し合い、敬意をもって接することができ、そこに「主体性」が加われば、全員が主役になれると考えているからです。
文化というと大げさに聞こえるかもしれませんが、実際には日常の行動に自然と表れているような気がします。
役職に関係なく声をかけ合い、丁寧な挨拶を交わし、全員が遠慮なく対話できる空気をつくる――こうした小さな積み重ねが、安心して意見を言える環境を生み、結果として組織の力になっています。
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──近年、採用にも注力していますよね。採用の基準や、組織づくりの根底にある考えを教えてください。
採用において私たちが重視しているのは、経験やスキル以上に「素直さ」と「前向きさ」です。未来に希望を持って働くことのできる人と一緒に進みたいと考えています。
センス・トラストで大切にしているのは、自らを信じ、互いを尊敬し、高め合うことです。センス・トラストという舞台で、夢をもってポジティブに輝ける人と仲間になり、一緒に夢を追いかけてもらいたいと思っています。
これからの挑戦──上場を通過点に社会へ感動が持つ力を伝えていきたい
──今後の展望、センス・トラストの未来について教えてください
最後に、私たちの「これからの挑戦」についてお話しさせてください。
中長期の成長戦略を描く上で、私たちが何より重視しているのは「不動産を通じて、人々に感動をもたらし、日本を良くしていくこと」です。上場はあくまでも通過点であり、そこで得られる信用力や発信力を、さらに大きな挑戦に変えていきたいと考えています。
今後は、新拠点の開設、既存事業の拡張、そしてクラウドファンディングやプロップテック領域など新たな事業への挑戦も始まります。さらにAI×DXを取り入れた業務プロセスの高度化や、情報資産の戦略的活用による効率化も推し進め、収益の質とスピードを一段と引き上げていく計画です。
ただし、その根底にある目的は「規模の拡大」そのものではありません。
事業の成長は、人々に新たな価値・感動を生み、人の挑戦を支え、未来への希望を広げていくためにあると私たちは考えています。
既存の不動産を再生し、本来持つポテンシャルを最大限引き出すことで、物件価値を向上させる。地域の生活を支えるまちづくりをする。まちに愛され、まちの魅力を高め、次の世代に誇れる不動産を創る。そして、テクノロジーで業界構造そのものをアップデートしていく。
私たちは、それらのすべてを「人々に感動を届ける挑戦」として捉えています。挑戦し続ける姿勢は、スポーツとよく似ています。結果の保証がないからこそ、万全な準備をし、全力で走り、チームで支え合いながら「一歩先」をつかみにいく。その積み重ねが信頼となり、文化となり、未来を形づくります。センス・トラストの原点にある、この「挑む力」は、変わることはありません。
これからも私たちは、ただ会社規模を大きくするのではなく、人々に感動をもたらす企業であり続けたい。そのために挑戦の歩みを止めず、誠実に積み重ねていく。私たちにとって「上場」はゴールではなく、新たな挑戦のためのスタートです。
「唯一無二の、感動」をお届けし続け、これからも世の中から必要とされ続ける企業、日本を良くする企業となれるよう前進してまいります。
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