株式会社 日立製作所
「人手不足」と「環境問題」を解決 経営インパクトを生む 日立の計画連携ソリューションTSPlanner
2026年02月25日
https://www.youtube.com/watch?v=XAHsLETTgVY
左:株式会社 日立製作所 インダストリアルAIビジネスユニット
インダストリアル事業統括本部 ソリューション&サービス事業部
産業第2ソリューション本部 産業第4ソリューション部 滝口 偉
中央:株式会社 日立製作所 インダストリアルAIビジネスユニット
インダストリアル事業統括本部 ソリューション&サービス事業部
産業第2ソリューション本部 産業第4ソリューション部 正木 祐樹
右:株式会社 日立製作所 インダストリアルAIビジネスユニット
インダストリアル事業統括本部 ソリューション&サービス事業部
産業第2ソリューション本部 産業第4ソリューション部 竹下 紀之
(以下、動画の文字起こし)
正木:ほんの少し上流が生産計画を工夫することによって下流のKPIが向上する。
滝口:エネルギー消費を抑えながら納期も守れる。
竹下:数%の改善であっても非常に大きな経営インパクトになると考えております。
部門間の壁をなくし、全体最適を図る日立の計画連携ソリューションTSPlannerに迫ります。
人手不足・電力需要の増大・ESG投資の加速。いま製造業にはさまざまな課題へ複合的に対応する工夫が求められています。こうした課題に挑んだのが日立製作所です。
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竹下:これまでの省エネ提案は設備自身を更新するやり方やその設備の運転の仕方を変える制御に対するアプローチといった“手段”が中心でした。
正木:お客さまからも、これ以上のエネルギー削減は乾いた雑巾を絞るようなものといった声もよく聞きます。
滝口:そこで我々がご提案させていただいているのがTSPlannerを活用した“生産計画からの改革”というアプローチです。
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TSPlannerによる“生産計画からの改革”
TSPlannerによる“生産計画からの改革”とは、例えば排熱が発生するプロセスAと大量の熱エネルギーを必要とするプロセスBがある工場の場合、それぞれのプロセスを独立して稼働させるとBでは熱を作るために全てのエネルギーを自前で賄わなければならず、非効率が生じます。
そこでTSPlannerがAIで過去の生産計画と電力使用量のデータを分析。Aの排熱をBで再利用できるよう稼働タイミングを最適に揃える計画連携を提案します。
これにより、コージェネレーションシステムなどの既存設備が持つポテンシャルを最大限に引き出し生産性を維持したまま、消費電力を低減させることが可能となります。
このように生産現場の特性を上流の計画と連携させ、稼働タイミングの設計によってエネルギー消費の最適化を図ります。
スペシャリストが語る“現場のリアル”「部門間の対立・葛藤」
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正木:お客さまの現場で色々と伺っていると部門間の“構造的な壁”に気づかされます。
滝口:特に生産管理の現場だと納期や設備制約といった、守らなければいけない制約が複雑に絡み合っているので一度決まった計画を再度人手で調整しようとすると非常に負荷が高くて調整しにくいといった意識が強いなと感じています。
竹下:だからこそエネルギー管理側が辛い立場にいるんです。
生産の順序を少しだけ変えれば「もっと省エネができるのに!」と省エネの種に気づいてもそれが実現できないんです。
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滝口:やっぱり生産が最優先という空気の中だと計画の調整の提案というのはなかなか言い出せないんですよね。
正木:現場の方もそういったところに薄々気付いていると思うんですよね。
“見えているのに手が出せない”という領域にデータで切り込む。部門間の遠慮を取り払って全社最適な意思決定を支援する、そういったことをやっていく必要があるんじゃないかなと。
日立はTSPlannerの開発に至るまでに「計画最適化サービス」と「統合エネルギー・設備マネジメントサービス」で確かな実績を積み上げてきました。
滝口:生産計画はこれまでベテランの職人さんが作るというのが慣習化していたのですが我々はその判断パターンや過去の計画履歴、ノウハウ、工場特有の制約条件をAIに読み込ませました。
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計画最適化サービス「MLCP」の実績
計画最適化サービス「MLCP」は、単なる機械的な計画立案だけではなく現場で使える最適解を導き出す実践的な計画最適化サービスとして多くの定量的効果を生み出してきました。
計画立案時間が削減されるのはもちろん、計画精度が上がることによって在庫の滞留が削減されるといった副次的な効果も生み出してきました。
竹下:統合エネルギー・設備マネジメントサービスEmiliaとは工場全体のエネルギー使用状況をリアルタイムで見える化して、設備状況と連携をして高効率な運転計画を立案・制御することができるソリューションになります。
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統合エネルギー・設備マネジメントサービス「Emilia」の実績
工場の中だけではなく外部の再生可能エネルギーや蓄電所・発電所とも連携をしまして地域全体を視野に入れたエネルギーマネジメントを可能にすることができます。
単なる省エネツールだけではなく企業のカーボンニュートラルの達成・環境経営基盤を支える仕組みとしてもご活用いただいております。
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TSPlannerが生み出す価値「根拠の見える化」
竹下:お客さまと話していると生産ラインを絶対に守らなければいけない安定性の制約とカーボンニュートラルを達成しなければいけないという危機感からEMS(エネルギーマネジメントシステム)の導入を検討されるお客さまが非常に多いのですが、本当に状況が改善されるのか、先が見えない投資への不安感を抱えられていてなかなか投資に踏み切れないとお話されています。
滝口:ただ、一方で生産計画の段階でシミュレーションをすればエネルギーも抑えながら納期も守れる計画を立てられるという実証データをお見せするとけっこう驚かれることが多いんですよ。
正木:そういったシミュレーションというのは今まで恐らくあまりやれていなくて、ほんの少し上流が生産計画立案を工夫することによって下流が思ったよりもKPIが向上するんです。
滝口:ただ、お客さまの中でも「そのシミュレーションって正しいのか?」という懐疑的な声が上がることもけっこうありまして、担当者さまが苦労されているところも
よく見受けられますよね。
正木:まさにそうで、TSPlannerでは定量的な根拠をもって、関係者の方々が同じファクトを見ることで、お客さまが納得のいく意思決定をサポートできるのではないかと考えています。
TSPlannerが生み出す価値「経営インパクト」
正木:生産計画最適化による省エネの改善効果というのは数字だと0.5〜1.0%程度というものなのですが、仮にエネルギーコストが年間数十億円規模の大きな工場であれば年間数千万もの削減効果を見込めます。
竹下:昨今の燃料費の高騰に加えてインターナル・カーボンプライシング(社内炭素価格)この考え方を取り入れますとエネルギーコストは今までよりも、さらに急増していきます。だからこそ、この数%の改善、これが非常に大きな経営インパクトになると考えております。
さらにTSPlannerの価値は人材不足や企業イメージの向上にも寄与します。
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滝口:これまで製造業を支えてきたベテラン職人さんの知恵というものをしっかりとシステムに組み込むことによって製造業を支えていく。属人化の解消や人手不足といった社会問題を解決する打開策になるのではないかと考えております。
竹下:環境貢献によってESG評価向上にも寄与することができます。
正木:「人材不足」と「エネルギー課題」。この取り組むべき2つの課題に対して生産とエネルギーを繋ぎ、お客さまと共に持続可能なサプライチェーンを作る。
次の世代へより良い未来を手渡していく。これが我々のTSPlannerで目指したい世界だと考えております。
TSPlanner (Team Synergy Planner):Hitachi AI Technology/計画最適化サービス :製品・ソリューション:製造業・流通業向けソリューション:日立
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