プライム ライフ テクノロジーズ株式会社
グループの一体感を醸成し、社員の成長機会を促すPLTの人的資本経営
2026年02月25日
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プライム ライフ テクノロジーズ(以下、PLT)は2023年10月、社員を、事業活動を推進するうえでの大切な「人的資本」として捉え、一人ひとりにその能力を最大限に発揮してもらい、中長期的な企業価値の向上につなげるべく、「人的資本経営」の取り組みを本格化しました。掲げたテーマは、「想像を超える成長を実現する多様な文化・人材の交流促進」「成長のベースとなるフラットな関係性の構築」「いつまでもいきいきと働き続けるための健康投資」の3つ。PLT人事総務部で、人材交流活動の創出、健康経営の推進などに取り組む人事総務部人事総務課の久保田智哉に、人的資本経営の実現に向けた想いとその具体的な取り組みについて聞きました。
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17の開示項目はステークホルダーへの約束
2020年1月に誕生したPLTは、グループ会社(パナソニック ホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム、パナソニック建設エンジニアリング、松村組)が持つまちづくり、住まいづくり、建設のノウハウを融合し、まち全体でのくらしの新たな価値を創造していくことを目指しています。新たな価値を創造していくためには、それぞれの社員がグループの一員という自覚を持って働くことで、成長とやりがいを実感できる取り組みを進めていくことが欠かせません。そこで、2023年10月にPLTは、グループとして人的資本経営を明確に掲げ、2024年3月には17の開示項目を決定。「女性管理職比率」「グループ全社健康イベント参加率」などについて2030年度に達成すべき目標を設定しました。久保田は「人的資本経営についてはグループ各社でも個別に取り組みを進めていましたが、グループとして基準を統一し、目指す姿を明確に打ち出すことで、株主や取引先、地域社会、グループ社員とその家族、学生などのステークホルダーに対して、グループ社員が自分らしく働き続けられる環境を整えていくのだという約束を示すことになると考えました」と、その狙いを語ります。
「自分のキャリアを広げるチャンス」とオープンポスト制度に応募
久保田は2019年にミサワホームに入社し、主に住宅展示場を拠点に営業を担当していました。現場で顧客に様々な提案を行う中で、鉄骨軸組工法を扱うパナソニック ホームズ、鉄骨ユニット工法を扱うトヨタホーム、木質パネル接着工法を扱うミサワホームそれぞれの強みを生かし、お互いに顧客を紹介し合える関係づくりの必要性を感じていました。そんな折、PLTが実施しているオープンポスト制度で、人事総務部の人材をグループ各社から公募していることを知ります。同制度は、グループ企業間の枠を超えて活躍の場を求めることで、得難いスキルや経験を習得することを目指す目的で設けられました。久保田は、「グループ各社から人材が集まる組織で多様な文化に触れることで自分のキャリアを広げるチャンスになるのではと考えました」と手を挙げた動機を語ります。「私が応募したことにより、グループ各社の営業現場のメンバーにとってPLTが身近になるきっかけにもなったと感じています」。
2024年10月にPLTの人事総務部に配属された久保田は、グループ各社の出向社員で構成される組織で異なる文化に触れることにより、幅広い視野や考えた方が身に付いたと話します。現在は、PLTで働く社員の労務管理と労働環境の整備に加えて、グループ各社の交流機会創出や風土改革などの取り組みを担当しています。「グループの社員が、お互いの多様性を認め合ったうえで、一体感を持ちながら働くことができ、その先に自らの成長も感じられるような土壌を整えていくための施策を考え、現場に落とし込んでいくことが人事総務部の役割だと考えています」と使命を語ります。
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会社の枠組みを超え、チームで課題を解決する「メンバーボイスチャレンジ」
その思いを象徴する取り組みの一つが、メンバーボイスチャレンジです。これは、「自社の枠組み」を超え、これまでになかった「新たな取り組み」「新たな企画」を、「賛同してくれたPLTグループの仲間」とチームをつくって半年かけて活動していく施策です。まずはグループの社員からテーマを募り、選ばれたテーマについて関わりたいというメンバーを各社から横断的に集めます。起案者がリーダーとなってオンラインでミーティングを重ね、中間報告会を経て、最終報告会で取り組みの実績や結果をまとめます。毎年20チーム前後が組成され、この施策がスタートして以来、5年間で1000人以上が参加しています。これまでの具体的な成果としては、住宅をご購入いただいたお客さまに向けた住宅設備のお手入れ方法を紹介するセミナーをパナソニック ホームズ・トヨタホーム・ミサワホームの3社で企画し定期的に開催しているほか、施工現場の仮囲いを活用して地域住民の方々に絵を描いてもらい、にぎわい空間を演出する活動も広がりつつあります。最終報告会の内容について当初、グループ各社の社長が評価してランキング化していましたが、「1人でも多くのグループ社員にチャレンジの内容を知ってもらい、一緒に参加した気持ちになってほしい」との思いから、グループの社員に投票してもらう方式に変えるといった工夫も取り入れています。
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メンバーボイスチャレンジの様子
健康増進と一体感醸成を目的にした「ウォーキングキャンペーン」
2つ目が、PLTグループウォーキングキャンペーンです。これは、健康増進と一体感醸成を目的に、10人以上、30人以上の2部門に分かれ、チームで1カ月間の平均歩数を競い合うイベントです。任意参加のイベントですが、グループ社員約2万人のうち2023年は4600人、2024年は4800人、そして2025年は6000人以上(315チーム)が参加しました。専用アプリを活用することで、全参加者の平均歩数がタイムリーにランキングに反映されるため、競争意識を刺激し、普段はほとんど交流機会がないグループ社員を身近に感じることができます。また、ウォーキング中の風景や思い出の一コマを共有できる写真投稿機能を活用することで、日本全国にグループ社員がいることを実感することもできます」。
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健康イベント参加人数の推移
女性中堅社員の活躍を後押しし、仲間意識を育む「キャリアストレッチセミナー」
PLTでは、「多様な人材の活躍」「多様な働き方の推進」「多様な価値観の受容」を目指して「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)ポリシー」を策定しています。それを体現する取り組みの1つとして実施しているのが、キャリアストレッチセミナーです。これは、出産や育児などのライフイベントにより、昇格タイミングや育成機会を逸したり、ロールモデルが少ないためにキャリアビジョンをイメージしにくいと感じたりする女性中堅社員を対象に、その背中を押してモチベーションを向上させるとともに、一層の活躍につなげるための研修です。各社からバランスよく参加者を募っており、毎年約20人が参加しています。グループ横断のメンバーで実体験を共有し、チーム課題に取り組むことで、グループ社員として同じ課題認識を持つ「仲間意識」が育まれるだけでなく、他社から自社、自社から他社を客観的に見ることができる貴重な機会を創出しています」。
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キャリアストレッチセミナーの様子
グループ全新入社員合同イベントを今年9月に初めて企画
メンバーボイスチャレンジ、キャリアストレッチセミナーに参加した社員からは「自分の会社以外の人と一つのことを成し遂げることができ、仲間意識を感じることができた」「せっかくできたつながりを生かしてこれからも連絡を取り合っていきたい」という声が届いているそうです。もっとも、こうした取り組みはまだ緒についたばかりで、必ずしもすべてが狙い通りに進んでいるわけではありません。「それぞれの社員で温度感も違いますし、日々の仕事がある中で活動に参加するのは容易なことではありません」と久保田は話します。そこで、来年度は、各社の新入社員を対象とした合同イベントを開催し更なる人材交流機会を創出します。「グループ全体で約400名の社員が一堂に会することで、入社時からグループの一体感が醸成されることを目指しています」。
「グループ従業員全体のために働きたいと考えるようになりました」
PLTは「未来をまちづくるPLT」というコーポレートメッセージを掲げています。道浦正治と長田准の両代表は、「“まちづくる”とは身近な住環境を継続的に改善し、地域の魅力や価値を向上していく活動」とし、その実現のためには、グループがあたかも「1社のごとく」連携を活発させていく必要があると述べています。また、このたびの人的資本経営とも関連しますが、すべてのグループ社員が成長を実感し、いきいきと働き続けられる環境づくりに努める前提として「ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)なし」という方針も掲げています。そのようなトップの想いを受け、久保田も「グループ各社が協力しながら完成させていくまちづくりのプロジェクトに対し、自分もそこに携わりたいという志を持った人材が自然と集まる未来を描いていきたい」と語ります。PLTに出向して1年半が経ち、「自分の会社やお客さまのためだけでなく、グループ従業員全体のために働きたいと考えるようになりました」と自身の意識の変化について述べる久保田。「グループ社員をお客さまのように考え、発信の仕方や内容を工夫し、一人ひとりの成長、ひいては会社の価値創造につながるよう後押ししていくことができれば」と今後の抱負を語ります。
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