株式会社ティップネス
目指すは「カリスマ」ではなく「伴走者」 ―主役を輝かせるスキルを競う、異色のコンテスト―
2026年02月27日
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去る2025年10月12日、渋谷区スポーツセンターには熱気が満ちていました。
この日開催されたのは、ティップネス最大のプログラム『MOVE BODY』のNo.1インストラクターを決める『MB-1グランプリ』。ファイナリストとして選ばれた24名のインストラクターと、決勝の行方を見届けようと駆けつけてくださった100名を超えるティップネス会員の方々が、会場を埋め尽くしていました。
残暑もようやく和らぎ始めた秋の日。しかし会場の空気は、まるで別世界のように熱を帯びていました。
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ファイナリストたちが、それぞれの持ち時間を使い切ってレッスンを終えました。
そして——いよいよ、結果発表です。
全員の視線が、司会者へと注がれます。
「MB-1グランプリ2025。グランプリに輝いたのは——」
ドラムロールが会場に響き渡ります。ステージ上に並ぶファイナリストたち。固唾を呑む観客。
名前が告げられた瞬間、会場が揺れました。
信じられないという表情で、喜びをあらわにする者。悔しさをにじませながらも、まっすぐ前を見つめる者。感情が溢れ、思わず天を仰ぐ者——。
それぞれの想いが交錯する中、表彰式が始まりました。ステージに立つ全員の顔には、ベストを尽くした者だけが見せられる、晴れやかな笑顔がありました。
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競うのは、主役を輝かせるためのスキル
ティップネスがインストラクターを対象としたコンテスト『MB-1グランプリ』を初めて開催したのは、2024年のこと。今回が2回目の開催です。
『MB-1グランプリ』とは、オリジナルプログラムにこだわり続けるティップネスの代表的なスタジオプログラム『MOVE BODY』シリーズにおける、インストラクターNo.1を決める大会です。
そしてその最大の特徴――それは、インストラクター自身のカリスマ性や、派手なパフォーマンスを競う大会ではない、という点にあります。
ここで競われる重要な要素のひとつは、「いかにして“主役であるお客さま”を輝かせるか」というスキル。
前に立つ存在であるインストラクターには当然、輝きが必要です。しかしティップネスが何よりも大切にしているのは、その場にいるお客さま一人ひとりに輝いていただくこと。
「お客さまに、身体を動かす楽しさを心から感じていただく最高の伴走者」
それこそが、ティップネスが求める理想のインストラクター像です。『MB-1グランプリ』では、その理想をかかげながら、「伴走者としてのスキル」を重要な要素として競い合います。
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コロナ禍から生まれた「ど真ん中」のプログラム
『MOVE BODY』が誕生したのは、2021年。コロナ禍の真っただ中でした。
ステイホームが推奨され、人が集まる機会がことごとく消えていきました。マスク着用やソーシャルディスタンスが当たり前となり、日常生活に多くの制限が課される中で、たくさんの人が心身のコンディションを崩していきました。
フィットネスクラブの現場では、緊急事態宣言の解除を受け営業は再開したものの、従来あたりまえに提供していたサービスを大幅に制限せざるを得ない状況が長く続きました。「密」を防ぐための、スタジオレッスンの自粛や人数制限もそのひとつです。
そんなもどかしい状況の中、あらためて浮き彫りとなったのは、日常生活における「人と人とのつながり」と「動く」ことの大切さでした。
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『MOVE BODY』シリーズ開発の責任者である福池和仁は、ティップネスのレジェンドインストラクターであり、現在はコンテンツ開発部のシニアスペシャリストを務めています。彼は当時を振り返りながら、こう語ります。
「スタジオレッスンは、昔も今も、我々フィットネスクラブだからこそ提供できる大きな価値であると考えています。みんなで一緒に動くことで生まれる一体感や楽しさ、高揚感、やり切った充実感――それらは日常生活に活力を与え、心身の健康にもつながっていく。当時、今だからこそ、オリジナルのプログラムにこだわってきた我々の手で、あらためてその価値をすべての人に届けたいと思いました。」
「そのためには、原点に立ち返って、わたしたちが得意とするスタジオレッスン“ど真ん中”といえるプログラムをつくろう!そう思いました。」
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『MOVE BODY』シリーズは、爽快なアップテンポの音楽にあわせたシンプルな動きと、一体感・高揚感の感じられるストーリー性をもった構成が特徴です。難しすぎてついていけないことも、慣れて物足りなさを感じることもありません。フィットネス初心者も中上級者も、みんなが一緒になって、自分のレベルで動くことを楽しみながら、カラダもココロも元気になる――そんなスタジオプログラムです。
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https://tip.tipness.co.jp/static/program/movebody/
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現在では、『MOVE BODY』はシリーズ累計で延べ参加者数546万名を誇る、ティップネスを代表するスタジオプログラムへと成長しています。(2026年1月現在)
【MOVE BODYシリーズ】
・MOVE BODY FIGHT (2021.10~)
・MOVE BODY POWER (2021.10~)
・MOVE BODY SHAPE (2022.09~)
・MOVE BODY CONDITION (2023.04~)
・MOVE BODY DANCE (2024.04~)
・MOVE BODY AQUA (2025.06~)
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想いを、日常のレッスンへ
インストラクターたちは、「お客さまのココロを動かそう!」を合い言葉に、この「3つのM」を胸に『MOVE BODY 』のレッスンをおこないます。
Move… 一緒に鍛える!指導者よりも伴走者
Motivate…振り付けの伝達よりも応援・賞賛
Music…音楽を感じて同調し、音楽の力を最大化する
『MB-1グランプリ』は、この「3つのM」をインストラクター一人ひとりにしっかり根付かせ、日々のレッスンを最高のカタチで提供するための「装置」です。
目的は、レッスンを通してお客さまへきちんと価値を届けること、そのためのスキルを、競い合いながら磨くこと。
対象となるのは、『MOVE BODY』のレッスンを担当しているすべてのインストラクター。レッスン指導経験5年以下の「チャレンジ部門」と、それ以外の「オープン部門」に分かれ、それぞれでグランプリを目指します。
今回は総勢153名による、200を超えるエントリーがありました。
インストラクターたちは、日々のレッスンの合間を縫って何十時間もの練習を重ね、ときにはお互いにチェックし合い、ときには先輩のアドバイスを受けながら自らのレッスンスキルを磨いていきます。
そうして動画審査による予選を経て、全7か所で開催されたお客様参加型のセミファイナルを勝ち抜き、各部門12名ずつの精鋭たちが、渋谷区スポーツセンターを舞台とするファイナルステージへ進出しました。
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「装置」を動かし続ける情熱
この『MB-1グランプリ』を単なる大会で終わらせていないのが、マスタートレーナー(※)の一人であり、大会運営の中心人物でもある本田将人です。(※マスタートレーナー:インストラクターたちを研修する役割をもつトレーナー)
人財開発部に所属する本田は、200本を超える応募動画のほぼすべてに目を通し、他のマスタートレーナーとともに複眼で評価を行います。
見るのは、完成度だけではありません。お客さま一人ひとりへの目配り、声かけのタイミング、その場の空気をどう作っているか。細部まで目を凝らし、評価し、まる1か月かけて全員に丁寧にフィードバックを返します。
No.1を決めることがこの大会の目的ではなく、応募したすべてのインストラクターに気づきを与えて成長を促すのが、この大会の本当の目的です。
そして本田は、こうも言います。
「この大会を通じて成長するのは、応募したインストラクターたちだけではありません。実は審査員である我々マスタートレーナーもまた、たくさんのレッスンを評価する中でそうとう感覚が磨かれます。
さらにインストラクターたちの前でお手本としてレッスンをおこなう機会をあえて設けて、自分たちを追い込みながら成長につなげています。
なにしろ評価した人たちに見せる「お手本」ですから内心の緊張感はなかなかですが(笑)、仲間たちとスタジオで最高の時間と空間を共有する体験は何物にも代えがたい喜びです。」
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目指すのは「1対50」ではなく「1対1×50」
スタジオレッスンは、何十人もの参加者が一緒にレッスンを楽しみます。一方、前に立つインストラクターはひとり。50人の参加者がいた場合、ともすると「1対50」のレッスンになりがちです。でもティップネスが目指しているのは、1人のインストラクターが50人を見るレッスンではありません。
「一人ひとりとしっかり向き合う関係性が、50人分存在する」レッスン。
『MB-1グランプリ』では、この考え方が重要な評価軸のひとつとして共有され、磨かれ続けています。
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本番は、明日のレッスン
多くのインストラクターが頂点を目指す場である『MB-1グランプリ』。
でもそこは、ゴールでも本番でもありません。本番は、明日のスタジオ。いつものレッスン。目の前のお客さま一人ひとりと向き合う時間です。
『MB-1グランプリ』という装置を使って、それぞれが仲間とともにスキルを磨きながら、すべてのお客さまが輝く瞬間のために、ティップネスのインストラクターたちは明日も、いつものスタジオに立ちます。
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『MB-1グランプリ2025』 データ
応募総数(動画数):203本
応募者数:153名
セミファイナル出場者数:80名
セミファイナル開催日時&会場:2025年9月3日@上飯田店|9月4日@宝塚店|9月8日@下井草店|9月9日@中野店|9月10日@南行徳店|9月11日@宮前平店|9月12日@渋谷店
ファイナル出場者数:24名
ファイナル開催日時&会場:2025年10月12日@渋谷区スポーツセンター
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