株式会社ナリス化粧品

累計販売1000万本突破のふきとり化粧水ブランド「ネイチャーコンク」。「実は存在した」前年比500%のアイテムとは?

2026年03月06日

ナリス化粧品が2013年以降、ドラッグストア・量販店流通のナリスアップブランドから発売しているふきとり化粧水を核とするスキンケアブランド「ネイチャーコンク」は、2025年12月末時点で累計販売1000万本を超える販売本数となりました。「ネイチャーコンク」のメインアイテムは「薬用クリアローション」(販売名:薬用ローションW 10)で、これまで着実に売り上げ本数を伸ばしてきましたが、2025年に昨年対比500%と大きく伸長したアイテムがあります。「ネイチャーコンクにこんな商品があるなんて知らなかった」、「もっと早く知りたかった」と言われる「ネイチャーコンク 薬用 フットケアローション」(販売名:薬用ローションS8)について研究開発部の三岡正和と、ブランド育成を担当する三溝伶奈に話を聞きました。(聞き手:広報 横谷)


―三岡さんは、2013年のネイチャーコンクのデビュー時の処方開発を担当したと聞きました。振り返ってみていかがですか?

三岡―当社は、ふきとり化粧水を1937年から発売しており、常に最新の角層研究を行い製品開発に生かしているのですが、ドラッグストアや量販店流通では発売したことがなかったんですよ。コットンを使わなければならないことや、ふきとる方法など、しっかり伝わるのだろうかと最初は不安でした。その後もネイチャーコンクのリニューアルに関わってきましたので、こうして13年経って、ネイチャーコンクが多くの人に知られて、使われていることは感慨深いですね。


三溝―実は私はネイチャーコンクのブランド育成を担当するようになって、今で5か月なんですが、入社前からネイチャーコンクは当たり前のように存在していたので、そのブランドを担当するようになったことが驚きです。今後しっかりネイチャーコンクのことを伝えていきたいと思っているので、三岡さんにいろいろと聞いてみたいと思っています。まず、三岡さんにとって、この13年ネイチャーコンクが続いている理由って何だと思いますか?


三岡―ネイチャーコンクは、どんどん多機能に進化していきましたよね。薬用になって、美白(メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ)機能や肌荒れ防止機能が謳えるようになったことに加えて、「朝の洗顔代わり」にも使えることは、とても面白い展開だと思いました。もちろん、「導入化粧水」としてのふきとり効果、「保湿」効果、「ニキビ予防」、「毛穴ケア」効果と・・・全部言えないくらいありますけどね。


三溝―そうですよね。私もネイチャーコンクの担当になったとき、機能を全部覚えるところから始めました。昨年12月に累計1000万本を超えましたが、実はもうひとつ大きなニュースがありました。ネイチャーコンクブランドには、「薬用 フットケア ローション」(販売名:薬用ローションS8)というかかと用のローションがありますが、この商品が昨年対比500%と大きく伸長しました。(各年1月~12月を対象にしています。)これまでは堅調だったアイテムが急に売り上げを伸ばしたので本当に驚きました。




―広報としては、当社の角層研究については、最も注力して伝えたいトピックなのですが、発売した2020年7月は、コロナ禍の真っ最中で、しっかり伝えることができなかったという反省があります。今も、「ネイチャーコンクにこんな商品があったの?」とか「この商品、隠してたんでしょう?」と美容メディアの専門家に指摘されてしまうこともありますので、今後はこの商品を通じて角層研究のことをしっかり伝えたいと思っています。


三溝―私も、社内にいると「フットケアローション」はあることが普通で、市場にはあまりないアイテムだということを忘れていましたので、ここで価値を再確認したいと思います。当社の処方としては、別ブランドから約30年前に渡って販売されているそうですが、「ネイチャーコンク 薬用フットケアローション」(販売名:薬用ローションS8)は、2020年に発売されました。技術的にここがすごいと言えるところはどんなことですか?


三岡―当社の「フットケアローション」には化粧品もあるのですが、「ネイチャーコンク 薬用 フットケアローション」(販売名:薬用ローションS8)は医薬部外品で、有効成分として尿素を配合しています。尿素は肌を柔らかくする効果があるのですが、それだけではその場しのぎです。柔らかくして肌の生まれ変わりを促し、角層を適切な厚さに保ちながら不要な部分は剥がれ落ちていくことを目指しました。剥がれ落ちさせるためにはタンパク質を除去する効果のあるハトムギから抽出したヨクイニンエキス(保湿成分)を配合していますが、それだけでもないんです。角層内部の水分環境に着目して処方開発をしています。


三溝―「水分環境」って、どういうことですか?


三岡―かかと部分の角層は、硬くなりやすい要因が多くあります。かかとも基本構造としては他の部位と同様に角層細胞の間にはセラミド・コレステロール・脂肪酸などの細胞間脂質が存在し、水とともにラメラ構造を形成しています。また、角層細胞内にはNMF(天然保湿因子)などの潤いに関わる成分が存在し、こられが適切に保たれることで、角層の柔軟性やバリア機能の維持に繋がります。一方で、かかとは、乾燥・低温・摩擦・体重負荷などの影響を受けやすく、それに加えて日々の入浴や洗浄によってアミノ酸や尿素からからなるMNFが失われやすい部位でもあります。そのために、角層内の水分環境が乱れやすく、硬さやごわつきになりやすいと考えられます。こうした特徴を踏まえ、当社のかかとケアでは角層内の水分保持に着目し、水性の高保湿成分を中心に「水分を逃がしづらい形で維持する」処方設計を行いました。角層は水分と脂質の両方で成り立っていますが、当社ではあえて「水分」に着目し、水系ベースで角層内部の水分の変化や移動という観点で開発をしています。




―単に、水系の方が塗布した時にべたつかないからではないのですね。


三岡―もちろんです。うるおいを与えるだけではなく、角層の水分環境を維持しやすく、水分が逃げづらい処方にしています。また、ローションとは言っても高保湿処方ですので、べたつきが生じます。かかとのケアは継続してこそ、効果を発揮しますが、使用感の悪さや使いづらさがあると継続使用にはつながりません。「ネイチャーコンク 薬用フットケアローション」(販売名:薬用ローションS8)は、塗布した部分が早く乾くように適度にエタノールなどの溶媒を配合し、塗布後にすぐ角層になじむ処方としています。スポンジヘッドも長く使い続けられるようこれまでに何度も改良をしています。

三溝―実は、2月にかかとケアにどんなアイテムを使用しているか、また効果実感の満足度を調べてみたんです。足裏・かかとのケアについて、20歳~54歳の約1,600名の女性を対象にしたWEB調査なんですが、ケアに使用しているアイテムは1位は「クリーム」2位「ミルク」3位「ジェル」4位「ローション」とローションの順位は高くはないのですが、その中で「足裏・かかと」の症状に悩んでいる人の使用アイテムと満足度を掛け合わせてみると「とても満足している」が多いのは、ジェルやローションだったんです。種類だけを聞いている調査なので、ローションにもいろいろあると思うのですが、かかとケアアイテムとして一般的な「クリーム」は「あまり満足していない」の割合が高かったのです。症状や使用するシチュエーションによって適切なアイテムは変わってくると思うのですが、ローションを使用している人の満足度が高かったのはうれしいことでした。ただし、ローションはかかとケアのアイテムとしては認知度がまだまだ低いと思うので、今後より情報を発信していきたいと思っています。





―ありがとうございました。


https://www.narisup.com/shop/brand/natureconc.aspx






行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ

記事一覧に戻る