株式会社スーパーホテル
企業発信から″共創”へ。ファンと一緒に創る30周年イベントの新しい形 ₋ スーパーホテルファンミーティング「超(スーパー)・感謝祭」の挑戦
2026年03月13日
導入
創業30周年――。
それは企業にとって、祝福と同時に大きな責任を伴う節目でもある。積み重ねてきた歴史、支えてくれた人々の想い、そして次の未来への期待。そのすべてを背負いながら、スーパーホテルは2026年、記念すべき年を迎えた。その記念イベントの一つとして開催されたファンミーティング 「超(スーパー)・感謝祭」は、2023年よりこれまで8回実施したファンミーティングと一線を画し、ファンが主役となり、体験を通して想いを共有する場として企画された本イベントは、大きな反響を呼んだ。
そして、この「超(スーパー)・感謝祭」を中心となって企画・運営したのは、サステナビリティ推進室へ異動して間もない一人の社員だった。
異動1年目、しかも会社の30周年記念イベントという重責――。
不安とプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、「感謝を直接伝えたい」という一心で走り抜けた三浦留奈。その挑戦の軌跡には、スーパーホテルが大切にしてきた『人との想い』の物語が詰まっている。
「私でいいのだろうか」── 押し寄せた重圧
三浦がサステナビリティ推進室へ異動したのは2025年2月。これまでのファンミーティング担当の引継ぎや新しい業務、新しい人間関係に慣れることに必死だった頃、「ファンや会社のために今、何ができるのか」そんな対話を重ねる中で、30周年記念の一つのイベント案が形になり、三浦がその責任者をすることになった。
「正直、最初は頭が真っ白になりました。」
そう振り返る三浦の表情は、当時の緊張感を今も鮮明に物語る。
「光栄だと思う気持ちはありました。でも同時に、『本当に私でいいのだろうか』『この大役を背負っていいのだろうか』という不安が一気に押し寄せてきて…」
30周年。それは単なる数字ではない。会社の歴史、積み重ねてきた信頼、関わってきた無数の人の想いが凝縮された節目だ。その重さを理解しているからこそ、軽々しく引き受けることはできなかった。
「やりたい気持ちと、怖い気持ちが、ずっと心の中でせめぎ合っていました。」
規模も期待も、これまでとは違ったイベント
これまで実施してきた8回のファンミーティングは、20〜30名規模が中心だった。
今回の「超(スーパー)・感謝祭」では約70名のファンの集客。さらに、長年のファンだけでなく『ファンのお連れ様』も参加対象とし、スーパーホテルへの理解度も熱量も異なる人たちが一堂に会する構成だった。
「全員が同じ温度感ではない。その中で、どうすれば一人ひとりにとって意味のある時間をつくれるのか……正直、答えが見えなくなることもありました。」
企画を考えていても、『これで本当に伝わるのか』『独りよがりになっていないか』と、自分自身を何度も疑ったという。
「お祝い」ではなく、「ありがとう」を伝えたかった
イベント構想の起点は、昨年立ち上げたファンコミュニティ誕生1周年を祝うアイデアだった。 しかし話し合いを重ねる中で、三浦の中にある想いが、次第に輪郭を持ちはじめていった。
「30周年という節目だからこそ、華やかに祝うよりも、これまで支えてくださったお客様に、きちんと『ありがとう』を伝えたいと思ったんです。」
それは、企業としてのメッセージではなく、一人の社員としての率直な気持ちでもあった。
「スーパーホテルは、派手さよりも、誠実さや人の温かさを大切にしてきた会社です。その“らしさ”を、イベントでも嘘なく表現したかった。」
だからこそ、企業からの一方的な発信ではなく、ファンと同じ目線で時間を共有する場にすることを強く意識した。
「らしさ」を形にする難しさと、譲れなかった想い
会場には、30年の歩みを振り返る展示スペースやオーガニック化粧品アメニティを自身で作るブース体験、今後店舗に導入される新メニューの試食ができる体験ブースなどの『超(スーパー)・マルシェエリア』を設けた。創業当時の想い、積み重ねてきた挑戦、支えてきた人々の存在。そのすべてを丁寧に伝える構成とした。
「準備をしながら、改めて『本当に多くの人に支えられてきた会社なんだ』と感じました。その想いを、来場者の方にも感じてほしかったんです。」
会場内に設置したオーガニック化粧品作りや朝食新メニュー試食の各ブースにも、『これからのスーパーホテルを、ファンの皆さんと一緒につくっていきたい』というメッセージを込めた。
「過去を振り返るだけで終わらせたくなかった。30周年はゴールではなく、ここからがスタート。その想いだけは、最後まで手放しませんでした。」
イベント会社を活用せず手作り感を重視/ビジネスパートナーさんとの協業の裏側
理想を追い求める一方で、現実は厳しかった。限られた予算、迫るスケジュール。
今回の「超・感謝祭」では、イベント会社を活用せず、企画から運営までを社内で手づくりする形を選択した。装飾や導線、当日のオペレーションに至るまで、細部を自分たちの手で考え抜くことで、スーパーホテルらしい温度感を大切にしたかったからだ。
「夜、一人で企画資料を見返しながら、『本当に間に合うのだろうか』と不安で眠れない日もありました。正直、逃げ出したくなった瞬間もありました。」
そんな三浦を支えたのが、社内の仲間、そしてビジネスパートナーの存在だった。
「『一緒にやりましょう』『大丈夫ですよ』と多くのビジネスパートナーに言ってもらえたとき、張りつめていた気持ちが少しほどけました。一人で背負わなくていいんだ、と初めて思えた気がします。」
展示ブースの企画においては、日頃からホテル運営を支えてくれているビジネスパートナーと何度も対話を重ねた。単なる協力関係ではなく、『ファンに何を伝えたいのか』『どんな体験が記憶に残るのか』を共有しながら、試行錯誤を重ねながら各ブースの企画をまとめて行った。
ファンの高い熱意、「伝わった」と感じた、あの瞬間
当日、特に反響が大きかったのが、ホテルフロントに設置しているオーガニック化粧品づくり体験ブースだった。参加者が楽しそうに手を動かしながら化粧品を作り、予定時間を過ぎても質問が止まらず、メモを取りながら真剣に話を聞く参加者の姿も多く見られた。その様子から、スーパーホテルに対するファンの熱意の高さを、改めて実感する場面となった。
「その光景を見たとき、『私たちの思いはちゃんと伝わっている』と感じて、胸がいっぱいになりました。」
「スーパーホテルの裏側を知れて嬉しかった。」「パートナーの方と直接話せて、新しい発見があった。」そうした声を聞いた瞬間、これまで抱えてきた不安や迷いが、一気に報われたという。
人と人がつながる場所になった
イベント後半の交流会では、初対面同士だった参加者が自然と会話を弾ませ、一緒にブースを回る姿があちこちで見られた。
『このホテルにも行ってみたい』『次は一緒に泊まりましょう』——そんな会話が自然に生まれるほど、ファン同士の距離は近くなり、スーパーホテルを軸にした強い共感とつながりが会場全体に広がっていた。
「その景色を見たとき、思わず胸が熱くなりました。ここが、人と人がつながる場所になっていると、心から感じました。」「こんな幸せな時間を過ごせて本当によかった。」
その言葉は、今も三浦の心に深く刻まれている。
30周年は通過点。次の10年へ
今回の「超・感謝祭」は、三浦にとって初めてゼロからつくる大型イベントだった。 企画、調整、当日のMC、全体統括までを担い、人を巻き込みながら形にしていった経験は、確かな自信へと変わった。
「ファンの熱量が、次のファンを生む。その循環をこれからもっと広げていきたいです。」
30周年はゴールではなく、新たなスタート。
異動1年目、30周年という重責。その挑戦の先で三浦留奈が手にしたのは、スーパーホテルの次の10年を照らす、確かな光だった。
三浦留奈プロフィール
株式会社スーパーホテル経営品質本部サステナビリティ推進室所属。
2016年4月新入社員として入社、スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口でフロント勤務を経験。その後2017年8月から2018年3月までスーパーホテルPremier武蔵小杉駅前でフロント勤務、2018年3月~2021年5月まで総務部で新卒採用や労務管理を経験。2021年5月~2025年1月までレベニューマネジメント部にて店舗の売上管理やサイト構築を経験し、2025年2月現職の経営品質本部サステナビリティ推進室配属となり、今回のスーパーホテル30周年記念ファンミーティング"超・感謝祭"プロジェクトを担当。
スーパーホテル Webサイト:https://www.superhotel.co.jp/
スーパーホテルに関するプレスリリース情報Webサイトはこちら:
https://www.superhotel.co.jp/kaisya_r/press-release/
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