大阪ガス都市開発株式会社
【都市の暮らしに、新たな選択を。】利便性・先進仕様・快適な居住空間にこだわった賃貸マンション「アーバネックス」がブランド形象を一新。大阪ガス都市開発(株)が取り組んだ、主幹事業リブランディングの軌跡。
2025年03月28日
大阪ガス都市開発株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:友田 泰弘、以下「大阪ガス都市開発」)が手掛ける賃貸マンション事業ブランド「アーバネックス(英語表記:URBANEX)」は、2024年11月1日より、ブランドタグライン、スローガン、ロゴデザインを一新し、公式ウェブサイト(https://ogud.co.jp/urbanex/)及び公式Instagram(https://www.instagram.com/ogud_urbanex/)の公開を行いました。
この度のリブランディングと情報発信の強化に係る経緯、そして、新たなブランドタグライン、ロゴデザインに込めた想いについてご紹介します。
アーバネックス|新ブランドタグライン・ロゴデザイン
事業の現在地から未来に、一石を投じる。
寺前 まずは、弊社とアーバネックスについて簡単にご紹介します。弊社の前身は株式会社アーバネックスという社名で、大阪ガスビルの保有・管理と大阪ガス株式会社の社有不動産の運用を担っていました。そこから自社保有地の開発を進め、自社開発による賃貸マンション第一号として1996年に竣工したのが、アーバネックス西宮門戸です。2013年に大阪ガス都市開発株式会社に商号を変更し、現在に至ります。
この旧社名であり、現在のブランド名であるアーバネックスとは、アーバン、ネクスト、エックスを組み合わせた造語で、「次の都市生活を創造」することを意味しています。この言葉には、自分たちの意思で新しいことにチャレンジしていくという気概が込められていると考えています。
アセット事業部 アセットマネジメント部 アセットマネジメントグループマネジャー 寺前
寺前 賃貸マンション事業は、これまでも高稼働率を維持し、安定的な収益を得ていました。一方で、アーバネックスの価値である、都市部の好立地にあり、クオリティの高い商品・サービスを提供していることを、広く社会一般に伝えきれていないのではないかという課題も感じていました。
近年、原材料の高騰による不動産価格の高騰化など、市場の変化はめまぐるしく、私たちの生活そのものも、働き方、暮らし方の変化の波が絶えません。こうした状況において、アーバネックスが約30年にわたり提供してきた暮らしの安心感や、弊社の誠意を込めたものづくりをお客さまにきちんと伝えること、ブランドの「価値の最大化」をすることが必要だと考えたのです。そこで、アーバネックスを見つめ直し、情報発信力を強化するためのプロジェクトが始まりました。
アーバネックスらしさとは?
寺前 最初に行ったことは、「アーバネックスらしさ」の認識を確認することでした。そもそもアーバネックスって何だろう?と。
宮本 この問いについて、お客さまの視点では、立地の利便性、グレード感やデザイン性といったところが、ご契約の際に評価いただくポイントだと考えています。もう一つは、周りにないような間取り、機能などを積極的に提供しているところだと思います。
寺前 賃貸マンションには珍しく床暖房が導入されていたり、最近ではワークスペースを設けたり、コンパクトな空間に暮らしやすさのための工夫が詰まっています。
葛西 私の所属する技術部門は、建物の品質、コスト、施工工程を管理しています。
私はアーバネックスの設計から施工を何物件も経験しているのですが、いつも最新の物件に取り組んでいるときには、「この物件が一番大変だ!」と思うんですよ。例えば今も、新しい物件に追加する機能があって、実現させるために法的検討をはじめ、様々な観点からの調整を行っています。
寺前 それは常に新しいものを取り入れようとしているからだと思います。次は今をさらに超えていくような何かを作りましょうという意識がブランド全体に働いているんです。
葛西 メンバー同士で話してみたら、アーバネックスについてのイメージのズレは、ほとんどありませんでした。全員の中に醸成されているものは、大きくは違わない。
私はこれまで物件を作るなかで、高級感の有無や都会的か否かなど、いろんな属性の軸のある座標に物件を置いたとすると、大体どの物件も同じように分類されるように作ってきたように思います。今回の検討は、その軸を探しに行くような感覚でした。「何を頼りに作っていたんだ、私は」という。
アセット事業部 大阪技術部 建築担当 葛西
前田 私はプロジェクトに参加した時に入社2年目で、物件を運営する仕事に携わっていたので、その経験で感じたアーバネックスらしさを話すことで、全体像に寄与できればと考えました。
寺前 色んな世代のメンバーがいる中で、出てきたイメージが似通っていたことは面白かったですね。
宮本 開発や技術部門の考えを聞くと、私がこれまで思っていたよりもブランドに対してしっかりと想いや熱意をもって、それぞれの正義で仕事に取り組んでいることを再認識できました。
ひとことで伝える、タグライン誕生
寺前 ブランドを再定義するコンセプトを決める作業には、時間をかけました。まず、チームで、コンセプトを表現するタグラインを数パターンに絞り込み、アセット事業部の約80名に意見を聴くためのワークショップを行いました。先ほど、「みんなの認識が近しかった」と言いましたが、実際に言葉で表すとなると、そう簡単には決まりませんでした。
なぜこのワークショップをしたのかというと、社員それぞれがブランドに愛着を持って仕事をしているので、新しいコンセプトを大切に成長させていく空気感を作りたかったからです。
左/アセット事業部 アセットマネジメント部 運営担当 宮本、右/同部 前田
寺前 2度目のワークショップで選ばれたのが新しいタグラインである、「都市の暮らしに、新たな選択を。」です。「新たな選択」という言葉にたどり着いたとき、これだ!と思いました。ブランドの基礎にある要素に合致すると。
葛西 少し硬い表現だけど、それは、うちの会社らしさもある。噛み締めたらいい言葉。
寺前 ずっと使う言葉としては、実直で、誠実な表現でありたかったんです。
「新たな選択を。」という表現は、賃貸マンションは移り住むものであり、1人で住むこと、家族と2人で住むというような、あらゆる選択のときに私達のアーバネックスという選択を提供したいという想いもあります。
葛西 最初の段階から、お客さまが主体であるという議論もありました。
寺前 そう、お客さまが主語であり、「選択する」ということも込められたと思います。
宮本 実はもう一つ、「新たな選択を」という言葉はインナー向けにも、そういうものづくりをしっかり意識していくという意思の確認になると思っています。我々という主語に落とし込んでも成立する形になりました。
寺前 アーバネックスを構成するネクスト・エックス(次の発展のための要素)のマインドを発揮しなければ、事業成長はできません。私達が新しい選択を担っていくという意味も含めて、このタグラインに決定しました。
デザインに込めた「継承」と「アップデート」
寺前 ロゴデザインの検討でも、アーバネックスに関わるメンバー間で複数回のワークショップを行い、チームで絞り込んだデザインについて、意見交換していきました。
葛西 そうやってアーバネックスのイメージと形を醸成していきましたが、やっぱりどこまでいっても、奇抜なものではなく、王道で上質なものを作っているという認識はみんな共通していました。だから、タイポグラフィもゴシックの視認性の高いものになりました。
寺前 今回新たに、ロゴデザインにブランドマークを加えました。ブランドマークはモダンで優雅な印象を持つ都市(Urban)とアップデート(Update)していく姿を、昇るように変化するUで表現しています。
また、デジタルメディアでお客さまに見ていただくことを想定して、ブランドサイトでは、ロゴにモーションをつけて表現しています。
ワークショップでは、「建物を作っているので立体感がほしい」といった意見もあり、Uのマークは、レイヤーが積み重なることを表現してできた形です。自分たちの作った建物を維持していくことや、付加価値を積み上げていくという考えも込めています。
プロジェクトを経て
寺前 今回のプロジェクトでは、私たちの会社らしいというか、人がよくて、想いがあって、朗らかな会社風土があることも強く認識しました。経営理念にもある「気づき」が息づいているのか、みんな前を向いて話をしてくれました。
宮本 ワークショップの時も、社員の皆さんからよりワクワクするブランドにしていきたい、という意識は感じていました。目指す目線は、はじめから一緒だったと思います。
私はこれから、日本一の賃貸マンションブランドを目標に、アーバネックスが世の中にとって意味のある価値を提供しているという意義が事業全体に醸成されるブランドにしていきたいと考えています。
寺前 今回のリブランディングを経て、今後、何よりも世の中のお客さまに伝えたいことは、「こんなに素敵な住まいがあるんですよ」ということです。アーバネックスが良いものだということ、私達が精一杯、良い住まいを作っているということを知っていただきたいですね。
住まいのパイオニア、そういう存在でありたい。本気でそう思っているので、今回の一連の検討で、アーバネックスのありたい姿を実現させるための考え方や理念を紐解き、それらを表現したデザインが新しく生まれたことを、今とても嬉しく思っています。
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