一般財団法人しもかわ地域振興機構

”スキを仕事に”楽しみながら地域課題を解決する北海道下川町の「シモカワベアーズ」。課題解決型地域おこし協力隊が新しい仲間とともに実現したいこと

2025年01月31日


”スキを仕事に”楽しみながら地域課題を解決する北海道下川町の「シモカワベアーズ」。課題解決型地域おこし協力隊が新しい仲間とともに実現したいこと

まちの未来を切り拓け!シモカワベアーズ(課題解決型地域おこし協力隊)募集開始!!!



北海道下川町は人口約2,836人(R7.1.1現在)、旭川市から北に約100kmほど北上した町で約9割が森林です。林業・林産業や農業が基幹産業となっており、スキージャンプが盛んで全国から留学生が集まっています。また、森林づくり、木質バイオマス、SDGsなど、先進的な町の取り組みが注目されており、国から選定を受けたり、毎年多くの視察者が訪れています。

現在、課題解決型地域おこし協力隊を募集を行っているしもかわ財団は前身のタウンプロモーション推進部(下川町内の部署として活動)から9年間、移住業務に従事しており、これまで約200名の移住者を仕事から住居までワンストップでコーディネートしてきました。2024年3月から一般財団法人に形態を変えて定住や事業承継などの喫緊の課題もあわせて活動をしています。


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このストーリーでは「シモカワベアーズ」の課題解決型地域おこし協力隊の歩みとともに、メンバーの増員によってさらなる町の活性化を目指し、実現したい未来の展望についてお話します。


下川の冬の寒さを活かしてまちおこしに使えないかと町民グループがアイディアを出し実行したのが始まり。風物詩アイスキャンドル 2025年は2月8日~9日に開催。

「シモカワベアーズ」メンバーの募集を開始

下川町は、過去に人口減少の影響による地域課題を数多く抱えながら、挑戦し続けることで何度もまち存続の危機を乗り越えてきた歴史があり、挑戦を応援する、出る杭を打つのではなく楽しむ空気があります。

このような、町民性を活かしながら、「町内の課題解決」や「スキを仕事に」を切り口に、仕組みとして整えた受け皿が「シモカワベアーズ」です。

2017年度にスタートし、これまでに6人のメンバーが全国各地から集まり、町の課題解決や、資源を活かしながら、ワクワクする事業をつくってきました。2年前までは起業をミッションとして募集をかけていましたが、今年からは起業をミッションではなく、より広く柔軟性を持たせるため課題解決をミッションとして募集を行っています。

下川町への移住者が増え地域活性に繋がっているものの、移住される方のニーズが高いペット可能住宅や昼食の選択肢が少ないこと等が課題となっています。新規メンバーとともに地域の新たな可能性を探っていけたらと考えています。

シモカワベアーズ卒業生(4期生)大石さん、下川町の日常に溶け込む旅ができる事業を運営

シモカワベアーズ2025(課題解決型)の内容

・町の課題解決をメインに動いていただき、そこにご自身のやりたいことや得意なことを組み合わせて主体的に活動をしていただきます。

・事前に下川町の現時点の課題(事業承継などの課題、既存事業者の課題、不足している事業体(ペット可能住宅、昼食難民)なども共有させていただきます。

・応募の前にオンラインでのヒアリングを担当と行います。自らの課題が不透明だったり、どのようなことが求められているかわからない方など、一度下川の話を聞きたいという方でも大歓迎です。

・着任する前はある程度取り組む課題を設定していただきますが、取り組みを進めていく中で、より本質的な課題が見つかることもあると思います。その場合は途中で変更することも可能です。

・上記のような場合など、取り組みを進めていく中で年度の進捗ごとに雇用形態を変えながら取り組みを柔軟に変更することが可能です。

町内で活躍する地域おこし協力隊の活動報告会、6組7名の発表がありました。また当日は下川商業高校の課題研究でコーヒーと野沢菜の販売が行われており、若者のチャレンジにも会場に集まった参加者からは応援のメッセージが寄せられていました。

私たちと一緒に、下川町で新たな一歩を。課題解決型地域おこし協力隊に賛同いただける方へ

地域でたくさんのつながりを作りたいと考えている方

下川は自分の生活を楽しんでいる人がたくさんいます。いろいろとやってみたい・経験してみたいと自分から飛び込んでくる人には多くの方が手助けしてくれる町です。

将来、ローカル起業を考えている方

遊びに行ったり短期移住するだけでは、なかなか見えてこない町の実態や困りごと。将来的に地域で起業を考えている方が、町民のニーズをつかみ、ビジネスの種を見つけるためにこのマルチワークを利用するのはとてもオススメです。数社で働くということは、つながりも数倍、情報も数倍入ってくるので、ローカル起業への歩みを大きく進められるはずです。

与えられる仕事から自分の責任と裁量でできる仕事に挑戦したい方

与えられている仕事ではなく、社会的意義のある仕事に取り組みたい方、これまでの仕事からステップアップしてより自らが主体的に動き切り拓いていける仕事に挑戦してみたい方。

現在シモカワベアーズ6期生として下川町でクラフトビールの製造とビアバー「ビアスタンドエール」を経営

募集の詳細

募集人員:若干名

活動内容:(1)地域課題の解決に主体的に取り組む

(2)地域をつなぐ活動

任期:着任日(応相談) ~ 令和8年3月31日(予定)まで。

※1年ごとに雇用側で更新するかどうかを判断し、最長3年まで任期を延長することが可能。

勤務日及び勤務時間:

(1)原則8:30~17:15

(2)勤務場所は、主にしもかわ財団

(3)勤務日、勤務時間などは応相談

待遇・福利厚生等

・報 酬 月額 240,000円(令和7年4月1日予定、兼業型は応相談)

・福利厚生 雇用保険、厚生年金、健康保険、公務災害保険に加入

・その他 活動費150万円など、事業を遂行するための研修費用、旅費の支給など


詳細はこちら→https://smout.jp/plans/18978



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