オフィス遠山合同会社
企業の人的課題に新たな解決策、キャリア顧問の挑戦
2025年06月17日
オフィス遠山合同会社
企業の人的課題が深刻化する中、オフィス遠山合同会社代表の遠山は4月に「キャリア顧問」サービスを立ち上げた。企業と従業員の間に立ち、従業員の声を経営層へ適切に伝える事で職場環境の改善と組織の活性化を支援する新しい試みである。プロのキャリアコンサルタントが企業の従業員と継続的に面談を行う事で、経営者が具体的な施策を講じられるようにサポートする。
このストーリーでは、「人材の定着」「中高年のスキル向上」「静かな退職」「企業のリスク管理」等の課題を抱える日本企業の解決支援の為に「キャリア顧問」を立ちあげた私達の想いを伝えたい。
●人は何を考えながら働いているのか
遠山はかつて外資系企業の中で、人事、法人営業、広報、購買、法務等の実務を経験した。どの職種においても毎日会社に通勤し、1日の殆どの時間を費やす場、という自らの考えから「楽しく仕事をして時間を使おう」という信念を持ち実行してきた。
しかし、日本のビジネスから急遽撤退、という米国本社の判断が下り、全社員が解雇という経験を味わう。この時遠山は「自分のこれまでのスキルを別な形で試したい」と考え独立を選択する。「全社員が解雇という前代未聞の状況で周りの同僚達は再就職に必死だった。それを見ながら働く事の意味を考えた」
会社判断による解雇という事情から、再就職支援プログラムが付与された。当時独立を選択したとはいえ、身内の不幸も重なり、心身ともにどん底だったのは確か。再就職プログラムを支援する人材会社のキャリアコンサルタントに言われたのは「大丈夫。焦る必要はなくあなたのペースで一緒に考えていきましょう」。この言葉に救われた。
●企業と従業員の関係性が薄くなった
企業時代に培ったスキルを基に、業務コンサルタントとしてスタート。金融会社、製造会社、製薬会社、商社等のクライアントに対し課題支援とリソース支援を行う中で、様々な業界で人と人との繋がりが昔より希薄化した感覚を味わうと共に従業員と会社の方向性がちぐはぐな場面に何度か出会うことになる。
そういう場面で何が原因か考えていくと、デジタル化やリモート環境の普及により、企業内のコミュニケーションが希薄化し、従業員の企業への愛着が薄れていると気がついた。これにより、職場の課題が見えづらくなり、経営層と従業員の間に認識のずれが生じているのではないかと。
●従業員の変化が企業の価値に繋がる
働き方や雇用形態の変化、世の中が大きく変化する中で、日本企業も変化を求められているが、中で働く「人」の変化が追い付いていない。こうした懸念を払拭する為にも「キャリア顧問」サービスは必ず企業の役に立つ。かつての日本企業は終身雇用に守られ、従業員を家族として大切にする姿勢があったが今はそれが崩れている。従業員は何を思いながら企業の中で毎日働いているか、経営者は従業員ひとりひとりの想いを知っているか。そこにベクトルの違いがあると、生産性も上がらず、組織の活性化もできず、企業としての価値が高まらない。
そして従業員が企業の活動に参加意識を持たなくなった時、組織の結束力は低下し、企業内の不正を誘発することにも繋がってしまう。
これら山積した課題を社内の人事部門や中間管理職に全て任せるのは酷だ。企業はどこも人手不足であり、社内で従業員との個々の面談を行っても「信頼できない上司や人事との個別面談は苦痛でしかない」という意見を私達は面談で聞いている。そういう面談はプロの私達に任せて欲しい。
●専門チームの発足
キャリアコンサルタントのネットワークで呼びかけ、新サービス導入に関する想いを伝えたところ、共感してくれる仲間15名が集まってくれた。彼らはそれぞれ異なる業界で豊富な社会人経験を持ち、現在キャリアコンサルタントとして活躍している。
今、遠山は仲間達と一緒に全国の日本企業を支援しようと走り出している。
キャリア顧問HP: https://career-office.net/
マイベストプロ:遠山えり子のプロフィール|マイベストプロ東京
本件に関するお問い合わせ
オフィス遠山合同会社
代表 遠山 えり子
メールアドレス:contact@career-office.net
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