株式会社ライブドア

アスミチが切り拓く、アスリートとネクストキャリアの新しいカタチ 競技と仕事を両立する未来へ――アスリートたちが挑むデュアルキャリア

2025年01月31日

斎藤佑樹さんの思いがプロジェクトの原動力に

プロジェクトが始まるきっかけとなったのは、元プロ野球選手・斎藤佑樹さんが当社の取締役兼CIOに就任したことでした。斎藤さんが就任記者会見で語られた言葉が、今も私たちの原動力になっています。

「アスリートのセカンドキャリアの道を拓くための支援をしたい。これまで解決の進まなかった難しい問題であることは知っています。スポーツ界全体にとって見ればわずかなアクションかもしれませんが、それでも、アスリートをリスペクトする会社として、少しでもできることをと思います」



この言葉に込められた想いを形にするため、私たちはどんな支援ができるのか、どのようなアスリートに寄り添うべきなのかを、繰り返し話し合いました。無数の可能性を検討し、議論を重ねて生まれたのが、「アスミチ」です。

2024年6月、私たちはこのプロジェクトを「アスリートとネクストキャリアを考えるメディア・アスミチ」と名付けて、Webサービスをスタートしました。この名前にはアスリートの歩む明日の道を「一緒に考える」「共に歩む」という想いが込められています。それは、斎藤佑樹さん自身がアスリートとして感じてきた課題や想い、そして「一人でも多くのアスリートの未来を共に切り拓きたい」という願いから生まれたものです。

サービス開始半年で得たアスリートたちの声

ありがたいことに、サービス開始から半年で、30人以上の元アスリートに取材のご協力をいただきました。インタビューに応じてくださった皆さんは、自らの体験を真摯に語り、時に笑顔で、時に真剣な眼差しで、私たちの質問に向き合ってくださいました。その姿には、競技に打ち込んできたアスリートならではの誠実さと情熱があふれています。その言葉一つひとつに、私たちも心を動かされました。

また、ライターやカメラマンの皆さんが力を尽くしてくださったおかげで、読み応えのあるインタビュー記事が次々と誕生しています。この記事を通じて、多くの読者の皆さんに、アスリートの生き様や新たな挑戦の姿を届け、今キャリアに悩むアスリートの方の手助けになりたいと思っています。

今回ご紹介するのは、その中でも「アスリートのデュアルキャリア」に焦点を当てたインタビューです。世間では、プロ選手が高額な年俸を得て華やかに活躍している姿が注目されがちですが、それはほんの一握りのケースです。多くのアスリートが競技生活と仕事を両立させながら、引退後の人生を豊かにする道を模索しています。


デュアルキャリアというテーマは、アスリートだけでなく、育児と仕事、介護と仕事など、様々なライフステージにいる方々にも共感していただける部分があるかもしれません。3つの記事を紹介しますが、これらの記事を通じて一人でも多くの方が新たな気づきを得られることを願っています。


デュアルキャリアに挑戦する3つの物語


1.「デュアルキャリア」の必要性と未来を語る、スポーツ庁の挑戦

https://ath-michi.jp/report/1305/(アスミチ 2024/10/24掲載)


アスリートが競技とキャリアを両輪で考える「デュアルキャリア」という概念が注目されるようになったのは、意外にも最近のことです。本インタビューでは、スポーツ庁でアスリート支援を手掛ける重本大輔さんと川西智治さんにお話しいただきました。デュアルキャリアを推進する「スポーツキャリアサポートコンソーシアム事業」の背景や成果、そして未来について語っています。

重本さんの「キャリア支援が競技力向上につながる」という言葉は、支援の意義を明確に示し、元ラグビー選手でもある川西さんの「競技における夢や目標が大きすぎて、他のことに目を向けることができなかった」というリアルな言葉は、多くのアスリートに響くはず。競技人口の減少や少子化といった課題に向き合い、未来を切り拓く彼らの情熱が伝わるインタビューです。


2.サッカーが仕事の刺激に、仕事がサッカーの刺激に

https://ath-michi.jp/story/1542/(アスミチ 2024/12/25掲載)


関東サッカーリーグの東京ユナイテッドFCでプレーしつつ、株式会社リクルートスタッフィングで営業成績新人賞を獲得した室﨑雄斗さん。Jリーガーの夢を諦める決断を経て、デュアルキャリアに挑戦中です。プロサッカー選手としての経験が、職場での人材マッチング業務にも活かされているとのこと。「アスリートをやっている上でたくさんの選択肢がある。スポーツでも仕事でも熱くなれることを体現して、自分がデュアルキャリアの可能性を広めていければなと考えています」と話してくださいました。


3.チアダンス実業団チーム Bears Ray(ベアーズレイ)

https://ath-michi.jp/story/1583/ (アスミチ 2025/1/22掲載)


競技者としての夢と社会人としての成長。その両立を実現する実業団チーム「ベアーズレイ」。キャプテンの鬼原美優さんは、20年以上のチアダンス経験を通じ、「人生で踊る」意義を追求しています。総監督であり「人生の師匠」でもある髙橋ゆきさんの支えや、アスリートとしての壁を乗り越える姿が、チームにどのような影響を与えたのか――。「競技と仕事を続けるのは大変だと考える方もいるかもしれませんが、だからこそ人間としても成長しながら、自分の好きな競技の道でも結果を求めていくことができる」と力強く語る鬼原さんにとってのデュアルキャリアの魅力と挑戦、そして競技と仕事の両立の中で見つけた新たな生き方についてうかがいました。


今回ご紹介したインタビューは、競技と仕事の両立を模索し、新たな道を切り拓くアスリートたちの姿や、キャリア支援に向き合う方々の想いを映し出しています。彼らの挑戦と情熱が、読者の皆さんに新たな気づきや勇気を与えることを願っています。今後も編集部一同、アスリートの未来を共に考え、支援していく情報を発信してまいります。


運営 株式会社ライブドア アスミチ事業推進室

サイトURL:https://ath-michi.jp/

お問い合わせ:ath-michi@livedoor.co.jp




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