フジ住宅株式会社

フジ住宅が貫徹する地域密着型経営。顧客満足度を高めるために大切にしている理念とは?

2025年01月30日


フジ住宅株式会社(本社:大阪府岸和田市 代表取締役:宮脇宣綱)は、近畿エリアで分譲住宅事業や住宅流通事業などを手掛けている東証プライム上場企業です。


「2024年オリコン顧客満足度調査」の建売住宅ビルダー近畿と、建売住宅ビルダー近畿大阪府で第1位をダブル受賞するなど、創業から50年以上を経た今もなお地元から絶大な支持を得ています。その理由と大切にしている理念について、担当社員が語ります。

家を建てる前から建てた後まで一貫したサポート体制


当社は1973年の創業以来、「幸せをはこぶすまいづくり」をモットーに、住まいのトータルクリエイターとして事業を展開しています。目指しているのは顧客満足度日本一で、家を建てる前から建てた後まで一貫したサポート体制を構築しているのが強みです。


創業当時から、土地の仕入れや許認可の取得、設計・建築・販売の一貫体制を備えた戸建て住宅事業が確立し、分譲マンション設計・建築のノウハウを活かしては、安定収入の確保を目的とした賃貸マンションの不動産管理事業を展開しています。


土地有効活用事業や1棟売り賃貸マンションの販売事業、中古住宅再生事業、注文住宅事業にも進出し、住まいに関するすべての事業を手掛ける総合住宅メーカーとなりましたが、外部への販売委託はしていません。営業からアフターフォローまで、社員の手で一貫して対応しています。

地域密着を貫徹、「全国展開はしない」


お客様から不具合などの連絡をいただいた際、すぐに駆け付けられるよう、事業エリアは本社、支社から1時間圏内に限定しています。 お客様の顏が見える範囲で事業を展開したいという想いが強いため、全国展開をする考えは持ち合わせていません。


大阪府全域と兵庫県、和歌山県の一部に特化した地域密着型経営の住宅づくりは、地域の皆様から「建てっ放し、売りっ放しではない」と高く評価されています。住宅に関する地域や時代のニーズにしっかりと対応できていることが、「住まいのトータルクリエイター」を自負している理由です。

会社設立のきっかけは創業者の「悔しさ」


貧しかった家族を支えるために不動産会社で働いていた今井は、若くしてトップセールスマンに上り詰めました。しかし、物件販売後のトラブル処理や無償修理を受け付けない会社の利益至上主義の対応を目の当たりにしたといいます。


今井は「家を売った責任」として、自分の給料から修理代を捻出してアフターフォローをすることもあったそうですが、多額の費用がかかるとなれば到底負担できません。そのため、悔しさのあまり眠れない日々を過ごすこととなりました。


この悔しさが原動力となって誕生したのが、まさにフジ住宅です。「フジ」という社名には、「日本一愛される富士山のような会社にしたい」という想いが込められています。

「社員が幸せだからこそ、お客様に喜んでいただける」

創業時、今井は「社員のため、社員の家族のため、顧客・取引先のため、株主のため、地域社会のため、ひいては国家のために当社を経営する」という経営理念を掲げました。


「働く社員が不幸せであったとしたら、どうしてお客様に心から喜んでいただける仕事ができるでしょうか。働く社員が幸せであるからこそ、お客様に心から喜んでいただける仕事ができる」という考え方は、当社の社風としても浸透しています。


多くの方にとって、住宅は一生のうちに幾度もない大きな買い物です。購入時は立地や間取りばかりでなく、建築・販売会社の実績・信用も大きな選択基準になると思います。実績・信用を勝ち取るためには、お客様に対して責任を負える住まいづくりが絶対に欠かせません。


当社の家は、思い描いた通りの住まいを形にする自由自在の設計プランを取り入れています。「選べる外観」「自由な間取り」「選べる内装スタイル」「選べる設備・仕様」の4つがポイントで、内装スタイルは40メーカー・400アイテム、729バリエーションから自由に選べます。


初めての経験でも安心の家づくりを叶えられるよう、数多くの物件を手掛けてきた専門家がノウハウや経験を提供します。お客様と共に実現する独自の体制が整い、ご購入から設計・建築、ご入居後まで、各分野の専門スタッフが完全サポートします。


お客様からは、「アフターフォローが良かった。不具合があったときに何でも相談できた」「消臭効果と湿度の調整において、以前の住まいとは大きな違いを実感しています」といった喜びの声もいただいています。

社員が満足できれば、お客様を大切にできる

当社が貫いている営業方針は、「利益はあくまでも手段であり、目的はお客様に心から喜んでいただくこと」です。どれだけ利益を上げられそうだとしても、お客様に喜んでいただけないとしたら意味がありません。


お客様からの信頼を損ねてはならない」という考えは、営業から設計・施工、アフターフォローまで一貫し、社内全体でも指導・教育が徹底されています。


また、当社は経済産業省などによる「健康経営優良法人」の「大規模法人部門(ホワイト500)」に選定されています。


お客様に心から幸せになっていただきたい」と本気で考えるからこそ、まずは社員が心身ともに健康で、仕事への誇りや働きがい、生きがいを持てる職場環境づくりが大切だと思っています。社員が満足できれば、心からお客様を大切にできるようになり、すべてのステークホルダーの幸せにつながっていくと考えています。


社員からは、「風通しが良く、まじめな会社。個人の立場を理解し、適材適所の配属をしてくれる」「上司とのコミュニケーションが取りやすく、不平不満があれば、そのまま伝えることができる」「女性にとって働きやすい職場」といった声が聞かれます。

多国籍の社員が安心して働ける会社

2015年頃、当社のパート従業員として勤務する韓国人女性より、「民族差別的な文書を社内で配布された」として、訴訟されることとなりました。

文書内に不適切な記述やコメントがあったことに対して配慮できておらず、そのまま目に入る状態で文書を配布してしまったことから、裁判となりました。


この「フジ住宅裁判」において「配布文書は女性個人に対する差別的言動とは言えない」とは認定されましたものの、韓国人女性側の勝訴となりました。


当社が文書を配布する前に誤解を招きかねない部分を消したり、注釈をつけたりしていれば、「差別的」と受け止められ、訴訟されることもなかったと思われます。

判決で違法とされた資料については、配布差し止めと配布を禁止する処分となりました。


文書に対する配慮は不足していたものの、当社社内で不当な差別を受けるようなことは一切ありません。

韓国人女性につきましては裁判開始から現在まで社内で不当な扱いを受けることなく、今も当社に在籍しております。


当社は多国籍の社員が働いており、取締役5名のうち2名が韓国系の日本人であることからも、従業員や役員として国籍による差別なく雇用、登用していることが分かるかと存じます。


自身で努力すれば、国籍に左右されず上を目指せる企業体制を整えています。

当社では国籍に関わらず、全ての社員の幸せを願っております。

「聞けばいいだけ、言えばいいだけ」という環境


当社は実力のある社員が伸び伸びと活躍できるようにするため、若手社員に責任ある役割を任せることもあります。知識や経験が豊富な先輩社員が多くいる中、困ったときも頼れる先輩・上司が助けてくれます


実際に、当社には「聞けばいいだけ、言えばいいだけ」という言葉があります。これは、仕事上の困り事やプライベートの悩みまで、何でも遠慮なく上司に聞ける環境を表しています。社員にはこの言葉を実践し、仕事もプライベートも充実した人生を送ってもらいたいと思っています。

目指すのは「日本一愛される会社」


フジ住宅グループは、今後も「社員のため、社員の家族のため、顧客・取引先のため、株主のため、地域社会のため、ひいては国家のために経営する」という理念のもと、日本一愛される会社になることを目指します。


会社は人財の成長があってこそ発展します。いかなるときも、業績向上の原動力は「人」です。働く人たちの成長をサポートするためにも、当社は社員一人ひとりのかけがえのない健康を守る取り組みを行っており、社員が明るく元気にイキイキと働ける環境づくりに最大限の力を注いでいます。


また、事業活動を通じて地域社会への貢献を着実に実践すべく、地域密着型経営の事業活動とESG(環境・社会・企業統治)活動の関連性を意識した、さまざまな取り組みを展開しています。


これからも「顧客満足度日本一」の達成に向け、高品質で安心な住まいをお届けしてまいる所存です。




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