株式会社YE DIGITAL

WMS-WES連携が実現する「スモールスタート」「全体最適」で物流の未来を拓く!YEデジタルとロジザード、シェアNo.1企業同士の強力タッグ

2025年07月10日


WMSとWESのシームレスな連携で倉庫自動化を推進し、物流業界における課題解決を支援


物流業界は日々進化し続けていますが、その裏には多くの課題が潜んでいます。WESシェアNo.1※1のYEデジタルとクラウドWMSシェアNo.1※2のロジザードは、それぞれの強みを活かし、物流システムの効率化と最適化に挑戦しています。

今回、両社連携のきっかけから、連携によって生まれる新たな価値、物流業界の未来を見据えた取り組みについて話を伺いました。


>>お話を伺った方

ロジザード株式会社 取締役営業部長 亀田尚克氏(写真右)

株式会社YEデジタル 物流DXシステム本部副本部長 浅成直也氏(写真左)


――物流現場では人手不足が深刻な問題に


亀田氏「『2025年の崖』と言われるシステムの老朽化対応に加え、将来的な人手不足、


「今は20人集められているけど、将来的には10人しか集められなくなるかもしれない」という危機感を抱いています。




労働人口の減少に伴い高い賃金を支払えない物流現場には人が集まらなくなり、事業継続が困難になるリスクがあります。倉庫自動化が物流現場における喫緊の課題となっています」


浅成氏「物流業界では、省人化や自動化が避けて通れない道となっており、現場の効率化と生産性向上が求められています。そのような中で、

重たいものを運ばなくていいという自動化の効果は、現場の労働環境を大きく改善します。高齢化が進む中では、物流現場で働く人々の負担を軽減することが重要です」

このような現場の課題感を背景に、YEデジタルとロジザードは連携し、物流システムの効率化と最適化を目指しています。人手不足のリスクを回避し、事業継続を支えるため、両社はWMSとWESの役割分担・連携が必要と考えています。

――連携のきっかけは実際の案件での成功体験から

亀田氏「とあるお客様で、複数の機器の導入の話があがったのですが、その機器の接続や連携をYEデジタルさんがすごく綺麗にまとめてくれました。1つの機器を導入なら当社でも対応できるとは思いますが、複数機器となるとWMSメーカーである当社には難しい。技術が全く違うんです。

機器制御は40年以上やられているYEデジタルさんのWESに繋ぐだけでOKというのは、WMSから見ると非常に大きな話です」


浅成氏「案件では我々がマテハンメーカーとロジザードさんのWMSとの間に入ったことでスムーズに立ち上げができ、3社でしっかりとお客様に価値を提供することが出来ました。WESはどちらかというと裏方的な役割で、お客さんが一番接するのはWMSでの業務です。過去には当社もWMS開発を行っていましたが、逆にWMSはWMSメーカーさんにお願いしようと。当社はお客様の業務をどう支えていくかという課題感を持っていましたが、


”解決は当社1社の力だけではなく、物流関連企業と連携が必要”だと考えるようになりました。そこで今回、ぜひ物流システムに必要なものを一緒に連携してつくりませんか?というご相談をロジザードさんに差し上げました」


成功体験が、両社の連携を引き寄せました。

――YEデジタルとロジザードの連携によって、物流業界に新たな価値が生まれる

亀田氏「YEデジタルさんは自動機のプラグインをどんどん開発されているので、お客様は“オプションのように”メニューから機器を選んで連携できるようになります。

それは当社のWMSの機能が拡張されるようなもの。また、自動機を導入する際、マテハンメーカーさんはそれぞれの個別最適を実現し、当社はそれをWMSに連携していきますが、個別最適+個別最適=全体最適にはなりません。

YEデジタルさんのWESが機器間のさまざまな調整・連携を担ってくれて、全体最適を実現してくれます」



浅成氏「当社はプラグインを2025年7月までに12機種、2027年には30機種まで増やす予定です。プラグインにより自動化設備の導入期間が従来6~8カ月かかっていたものから4~5カ月に短縮できます。またWESは複数の自動機をコントロールする頭脳のようなものですので、倉庫の“全体最適”が実現できます。

このWMS-WES連携をスクラッチではなくパッケージとして提供することで、物流システムの品質向上と安定稼働に繋がっていくと考えています」

両社のWMS-WES連携により、物流業界の効率化と生産性向上が期待されます。

――さいごにメッセージ

浅成氏「我々のプラグインを有するWESとロジザードさんのクラウドWMSとの連携により、自動化設備の導入をスモールスタートで始められるような仕組みを提供することで、お客様の業務を支援し、物流システムの品質向上と安定稼働を実現します。また自動化で物流現場のクリーンな働き場所づくりを促進することで、人手不足にも貢献できると感じています」

亀田氏「まだ知らない方も多いWESという概念を広め、物流の全体最適を考えた時に、WESという仕組みを導入することで、効率的な物流システムを実現し、物流全体の最適化を目指していきます」


YEデジタルとロジザードの連携によって、スモールスタートから倉庫の全体最適が可能な物流システムを実現し、安定稼働・生産性向上につながれば、持続可能な物流の未来が開けると両社は考えています。



※1 デロイト トーマツ ミック研究所「スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望2024年度版」より

※2 国内最大の物流ニュースサイト「LOGISTICS TODAY」:第1回主要クラウドWMSアクティブ導入拠点(アカウント)数調査(2020年)、WMS(倉庫管理システム)に関する実態調査(2021年)、クラウド型WMSの導入に関する実態調査(2023年)、WMS関心度ランキング(2024年)より



※ ロジザードZEROは、ロジザード株式会社の商標または登録商標です。

※ 記載されている会社名、商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。



■関連リンク

株式会社YEデジタル 倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」

ロジザード株式会社 クラウドWMS「ロジザードZERO」


■会社概要

<商号> 株式会社YE DIGITAL (YE DIGITAL Corporation)

<設立> 1978年2月1日

<代表者> 代表取締役社長 玉井裕治

<本社所在地>福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号

<事業内容>

・ビジネスソリューション

 ‐ ERPグローバル展開支援(SAP他)

 ‐ データ連携基盤

 ‐ 顧客業務システムの構築・運用

・ IoTソリューション

 ‐ 物流DX

 ‐ ソーシャルIoT

 ‐ AI・ビッグデータ分析

・ サービスビジネス

 ‐ SAP運用支援

 ‐ 物流システムの運用支援

 ‐ データ統合管理プラットフォーム

 ‐ BPO/ITOサービス

<企業ホームページ>

https://www.ye-digital.com/






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