さくらフォレスト株式会社
【あゆみ60万袋記念】「膝の悩みの原因は、膝だけじゃない」――共同開発者・坪井望先生と語る、"歩く力"を守る想い【共同開発者対談】
2025年07月24日
年齢とともに増える「膝の違和感」。
それは単なる"関節の老化"ではなく、「このまま歩けなくなるのでは」という不安を呼び起こす、深刻な心身の変化でもあります。
そんな多くの人々の声に向き合うように誕生したのが、関節サポートサプリメント『あゆみ』。2022年2月の発売開始から約2年3ヶ月で累計販売数60万袋を突破したことを記念して、開発に携わった理学療法士・坪井望先生と対談しました。
1万人以上の高齢者と向き合ってきた坪井先生が語る、膝の悩みの本質と、"歩くこと"が持つ本当の意味とは――。
開発者たちが語る60万袋突破への想い「インナーケアの重要性が認められた証」
「『あゆみ』60万袋突破、本当におめでとうございます! 僕自身、"膝の悩みにはサプリメントや食事などのインナーケアが重要"とずっと伝え続けてきた中で、一緒に開発したサプリメントがこれだけ多くの方に受け入れられていることを、心から嬉しく思います」
穏やかな笑顔でそう語る坪井先生。しかし、その言葉の裏には、理学療法士として、そして一人の経験者として積み重ねてきた強い信念がありました。
「多くの方が膝の痛みに対して、サポーターを巻いたり、湿布を貼ったりと、今感じている痛みに場当たり的に対処する方法を選びがちです。もちろん、それも大切なケアの一つです。でも、これから先の人生を考えたとき、もっと根本から向き合うアプローチが必要なんです」
坪井先生がこれまで診てきた患者さんの多くは、痛みが出てから初めて対処法を考え始める方がほとんど。しかし、それでは同じ悩みの繰り返しになってしまうと言います。
「理学療法士として多くの患者さんと接する中で気づいたのは、膝の悩みは膝だけの問題ではないということ。体重の増加、筋力の低下、姿勢の歪み、そして日々の食生活や生活習慣――これらすべてが複雑に絡み合って、膝の痛みという形で現れているんです」
「動けなくなって夢を諦めた」――自身の経験から生まれた使命感
坪井先生がインナーケアの重要性を強く訴える背景には、20歳の時に経験した大きな挫折がありました。
「実は僕、もともとプロのスノーボーダーを目指していたんです。大学生の時に、スノーボードのプロを目指し、一年中滑れるニュージーランドに行きました。毎日、練習に励んでいる最中で膝を大怪我してしまって……。膝の靱帯を断裂するという大きな怪我で、手術を受けることになりました」
夢を追いかけていた青年にとって、それは単なる怪我以上の意味を持っていました。プロへの道が閉ざされただけでなく、日常生活にも支障をきたす膝の痛みと向き合わなければならなくなったのです。
「手術は成功しましたが、その後のリハビリは想像以上に過酷でした。何より辛かったのは、動くたびに襲ってくる痛みと、『本当に元の生活に戻れるのか』という不安。周りには心配をかけないように明るく振る舞っていましたが、一人になると急に孤独感に襲われて……。膝の痛みって、本人にしかわからない孤独感があるんです」
病院でのリハビリに必死に通う中で、坪井先生は運命的な出会いを果たします。それが、理学療法士という職業でした。
「担当してくれた理学療法士の方が、単に体を診るだけでなく、僕の心にも寄り添ってくれたんです。『痛みと向き合うのは辛いけど、必ず良くなる』『一緒に頑張ろう』って。その言葉に何度も救われました」
この経験が、坪井先生の人生を大きく変えることになります。プロスノーボーダーという夢は諦めざるを得なくなりましたが、新たな使命を見つけたのです。
「同じように膝の痛みで苦しんでいる人の力になりたい。自分が経験したからこそ、その辛さや不安に寄り添えるはずだと思いました」
リハビリだけでは限界がある――インナーケアとの出会い
理学療法士となった坪井先生は、地域の健康教室やリハビリ施設で多くの患者さんと向き合ってきました。しかし、そこで新たな課題に直面することになります。
「リハビリは確かに効果があります。でも、週に1〜2回、1時間程度のリハビリだけでは限界があるんです。残りの時間、つまり日常生活の中でどう過ごすかが、実は回復の鍵を握っているんです」
坪井先生自身、怪我から完全に回復するまでには長い時間がかかりました。その過程で気づいたのが、食事や生活習慣の重要性でした。
「建物に例えると分かりやすいかもしれません。傷んだ部分を修理することはもちろん大切ですが、そもそもの使い方や日々のメンテナンスを見直さなければ、また同じところが傷んでしまいます。体も同じで、痛みが出た部分だけを治療するのではなく、体全体を内側から整えていく必要があるんです」
特に膝の場合、体重が1kg増えると膝への負担は3〜4倍になると言われています※。また、軟骨の主成分であるプロテオグリカンやコラーゲンは、年齢とともに減少していきます。
※Messier, S.P. et al. (2005). Weight loss reduces knee-joint loads in overweight and obese older adults with knee osteoarthritis. Arthritis & Rheumatism, 52(7), 2026–2032.
「こうした体の変化に対して、運動療法だけでアプローチするには限界があります。だからこそ、サプリメントや食事による"内側からのケア"が重要になってくるんです」
『あゆみ』開発への想い「始めやすい第一歩を届けたい」
坪井先生が『あゆみ』の開発に携わることになったのは、まさにこうした想いからでした。
「リハビリに通いたくても通えない方、運動が苦手な方、忙しくて時間が取れない方――そんな方々にも、"始めやすい第一歩"を提供したかったんです」
『あゆみ』には、関節のクッション成分として注目されるプロテオグリカンや、歩行力をサポートするブラックジンジャー由来成分のポリメトキシフラボンが配合されています。これらの成分選びにも、坪井先生の経験と知見が活かされています。
「プロテオグリカンは軟骨の主要成分の一つで、関節のクッション機能を担っています。年齢とともに減少していくこの成分を補うことで、関節の健康維持につながります。また、ブラックジンジャーには筋肉の働きをサポートする効果があることが分かっています」
しかし、坪井先生が最も重視したのは、成分そのものよりも「継続しやすさ」でした。
「どんなに良い成分でも、続けられなければ意味がありません。だから、飲みやすさや価格、そして何より『これを飲んでいる』という安心感を大切にしました。小さなことから始めることが、大きな変化のきっかけになりますから」
「歩けるって、自由なんですよ」――坪井先生が伝えたい本当のメッセージ
インタビューの最後に、坪井先生が静かに、しかし力強く語ってくれた言葉があります。
「歩けるって、本当に自由なんですよ」
その言葉には、自身の経験から得た深い実感が込められていました。
「歩けると、行きたいところに行ける。会いたい人に会える。やりたいことができる。人生の選択肢が無限に広がるんです。でも、歩くことに不安を感じ始めると、人は無意識のうちに"行かない""会わない""挑戦しない"を選ぶようになってしまう。これが一番怖いことなんです」
坪井先生自身、怪我をした当時は「歩けること」の価値に気づいていなかったと言います。しかし、それを失いかけて初めて、その大切さを痛感したのです。
「だからこそ、『あゆみ』は単なる関節サポートサプリメントではなく、"その人らしい人生"を守るためのツールでありたいと思っています。膝の違和感を感じ始めた方、将来の不安を抱えている方に、『大丈夫、まだ間に合う』というメッセージを届けたいです」
60万人の「あゆみ」が示す希望
『あゆみ』が60万袋を突破したことについて、坪井先生はこう分析します。
「これだけ多くの方に選んでいただけたのは、『毎日の小さな積み重ねが、10年後の自由につながる』という考え方に共感していただけたからだと思います。痛みが出てからではなく、違和感を感じた今こそケアを始める――この予防的な考え方が、少しずつ広がっているんだと感じています」
実際、『あゆみ』のユーザーからは「階段が楽になった」「散歩が楽しくなった」「旅行に行く勇気が出た」といった声が寄せられています。※あゆみに含まれる機能性関与成分の摂取による
「こうした声を聞くたびに、本当に嬉しくなります。歩くことへの不安が解消されることで、人生そのものが前向きになっていく。それこそが、僕たちが目指していたことですから」
坪井先生は最後に、これからの目標についても語ってくれました。
「60万袋は通過点です。まだまだ膝の悩みを抱えている方はたくさんいます。そんな方々に、運動療法とインナーケアを組み合わせた総合的なアプローチの大切さを伝え続けていきたい。そして、一人でも多くの方が、いつまでも自分らしく歩き続けられるようサポートしていきたいと思っています」
歩くことを、あたりまえに保つために。 痛みが出てからではなく、「違和感」に気づいた今こそケアを始めてほしい。
坪井先生の言葉には、理学療法士としての専門知識と、自身の経験から生まれた深い共感、そして未来への希望が込められていました。『あゆみ』という小さな一歩が、多くの人の人生を支え続けていく――そんな物語は、これからも続いていきます。
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