日立ヴァンタラ株式会社

Hitachi Social Innovation Forum 2025 JAPAN, OSAKA 会場レポート&展示紹介

2025年08月07日

2025年7月17日、ヒルトン大阪で開催された「Hitachi Social Innovation Forum 2025 JAPAN, OSAKA」。日立グループが年に一度開催するこのイベントでは、デジタルをコアに、環境・幸福・経済成長が調和する「ハーモナイズドソサエティ」の実現をめざした展示が集まり、多くの来場者が訪れました。

各展示ブースでは、ビジネスパーソンから学生まで幅広い方々がソリューション説明に耳を傾けていました。


日立ヴァンタラも、「OTとITを融合したサステナブルな次世代型データセンターの実現」と「ヒトとAIの協働によるフロントラインワーカーの革新」の二つのブースでソリューションを展示しました。



まずご紹介するのは、「OTとITを融合したサステナブルな次世代型データセンターの実現」のブースです。このブースでは、データセンターの需要が拡大し、消費電力増大や専門人材不足などの課題をどう解決するかを紹介しています。

生成AI全盛期の今、距離や場所に縛られないデータセンターを実現するソリューションとして、Borderless Data Share(BDS)が注目を集めています。NTTグループが提供する大容量・高品質・低遅延を特徴とするネットワーク「IOWN® APN」と日立ヴァンタラのストレージ「VSP One Block」を組み合わせることで、物理的な距離の壁を取り払い、遠隔地間でもリアルタイムにデータを同期できる環境を実現しました。これにより、どこにいても同じようにデータを活用できるだけでなく、電力を含めたコスト効率の高いデータセンターの構築や、広域災害発生時の迅速な業務再開も可能となります。



特に来場者が注目していたのは、ストレージの実機を用いたデモです。二台のストレージ間でデータがリアルタイムに同期できることで、もし一拠点が災害に見舞われても、他拠点で業務を継続できることを紹介しました。このブースに立ち寄った方からは「災害に強いインフラを実現したいので、遠隔地でも人手を介さずに業務継続できる仕組みを求めていました」と感激の声をいただきました。ブースの説明者は、「データセンターに関心のあるお客さまはとても多いです。BDSで柔軟なデータセンター運用を可能にし、お客さまの課題解決に伴走できるので、自信をもっておすすめできます」と意気込みます。


IOWN×日立ストレージについて、より詳しい情報はこちらをご覧ください。

Borderless Data Share(BDS):社会インフラITシステム:日立

global-active device:日立ストレージソリューション:日立




もう一つは、「ヒトとAIの協働によるフロントラインワーカーの革新」の展示です。日立ヴァンタラはこの展示で、AIソリューションのポートフォリオである「Hitachi iQ」を紹介しました。AIを開発していくうえで不可欠となるデータの統合管理を実現し、優れたパフォーマンスにより開発期間の短縮に貢献できるこのソリューションは、多くの来場者から注目を集めていました。

展示ブースでは、日立グループ内で実際に活用されている生成AI共通基盤を公開。実際に現場でシステム構築したからこそ生まれた工夫の数々を紹介しました。「現場で本当に使い、直接フィードバックを受けたからこそわかるリアルな課題と、その解決策をお客さまに還元できるのが私たちの強みです」と説明者も自信をのぞかせています。ブースに訪れた方からも、「日立グループ内で培ったノウハウを基に、AIインフラをトータルに提供してもらえるのは嬉しい」「生成AI共通基盤のようにオンプレミスにデータを置くことでセキュリティを担保できるのも安心」というコメントをいただきました。


Hitachi iQについては、別記事「AIを支える土台「Hitachi iQ」の裏側に迫る!―AIアンバサダーにその秘密を聞いてみた―」で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。



サステナビリティやAIの進展により、ますますデータインフラの重要性は高まっている一方で、環境負荷や人材不足といった課題も顕在化しています。

今回の「Hitachi Social Innovation Forum 2025 JAPAN, OSAKA」では日立ヴァンタラがこれらの課題にどう向き合い解決しているか、そのほんの一部をご紹介しました。

これからも、日立ヴァンタラは社会課題解決に向けて取り組みます。


お問い合わせ:https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp




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