MUZAジルベスターコンサート
12月31日(日)
華やかなクラシック音楽で一年の締めくくりを
大みそかにクラシック音楽を味わいながら、晴れやかに新年を迎える「MUZAジルベスターコンサート」。12月31日(日)、新進気鋭のソリスト3人が登場し、巨匠・秋山和慶のタクトで一年を華やかに締めくくります。
■注目の若手3人が登場
トランペット奏者の児玉隼人は2009年北海道生まれの14歳。これまでに数々の国内コンクールを最年少で制覇し、テレビやSNSなどを通じて国内外から熱い注目を集めています。コンサートでは超絶技巧と美しい民族的な旋律が魅力の、アルチュニアン『トランペット協奏曲』を披露します。
ジャズとクラシックが融合したガーシュウィンの名曲『ラプソディ・イン・ブルー』にチャレンジするのは、若手正統派ジャズ・ピアニストの小沢咲希です。かつて同ホールのアドバイザーを務めた佐山雅弘が編曲した、ピアノ・ベース・ドラムスとオーケストラの特別バージョンにも期待が高まります。
中野りなは、2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、および聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びたヴァイオリニスト。一般財団法人ITOHより貸与されている1716年製のアントニオ・ストラディバリウスで、シベリウスの『ヴァイオリン協奏曲』を奏でます。
■ラストはオーケストラが熱演
今年、管弦楽を担当するのは特別編成のオーケストラ「MUZAジルベスター管弦楽団」。公演のラストは、帝政ロシアの支配下にあった祖国フィンランドへの愛国心を表現したシベリウスの交響曲『フィンランディア』で、熱く、華やかに2023年を締めくくります。