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大相撲川崎場所 写真もサインも握手もイベントもいっぱい

大相撲川崎場所 写真もサインも握手もイベントもいっぱい

「令和6年春巡業 大相撲川崎場所」(主催 同実行委員会など、勧進元=織戸四郎)が4月19日(金)午前9時~午後3時、川崎市とどろきアリーナで開催されます。※出場する力士は未定です

■力士と身近に

 昨年も国内外から約6000人の相撲ファンがつめかけ、満員御礼の懸垂幕が下がった川崎場所。今年も川崎区出身の友風関など約270人の力士が勢ぞろい。

ファンと触れ合う川崎区出身の友風関 写真は全て昨年行われた川崎場所のもの

 迫力満点の取組のほか、巡業ならではの楽しさが味わえます。

 ファンにとって最もうれしいのは、多くの力士が会場に姿を見せ握手、サイン、写真撮影、雑談に気さくに応じてくれること。土俵上の真剣な眼差しと素の優しい笑顔に〝ギャップ萌え〟を感じるかもしれません。

■大爆笑の初切と相撲甚句

 会場が盛り上がるのが、2人の力士が禁じ手や珍しい決まり手を紹介する「初切(しょっきり)」。大量の塩をまいたり、口に含んだ水を吹いたり、時に〝言い合い〟も。抜群の運動神経とユーモア、息ピッタリの演技はさすがの一言です。

2人の力士がコミカルな動きで禁じ手などを紹介する初切

 力士数人が、思わず吹き出す歌詞を朗々と歌い上げる「相撲甚句」も爆笑を誘います。

 このほか、小気味よい音が響く「太鼓打分実演」、力士がずらりと並ぶ「土俵入り」、美しい「弓取式」など見どころ満載です。

錦絵を彷彿させる美しい横綱照ノ富士関による土俵入り

■とことん楽しもう

 会場の周囲には、川崎名店の出店やキッチンカーが並びます。さまざまなイベントもめじろ押し。武隈部屋(元豪栄道関)の力士が相手をする相撲体験、行司の衣装や化粧まわしをつけての写真撮影、武隈部屋のちゃんこを味わうなど、なかなかできないことが体験できます。

書道に挑戦したシドニーから来た少年

 茶道や書道の体験、一玄亭米多朗さん(かわさき産業親善大使)による寄席、子供縁日の開催も用意されています。

一玄亭米多朗による寄席

 チケットはここから。https://www.sumo.co.jp/ 

☎044(589)7756大相撲川崎場所実行委員会(平日午前11時~午後4時)