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二人の世界的ジャズピアニストがカルッツとミューザで競演!
 かわさきジャズ2023

二人の世界的ジャズピアニストがカルッツとミューザで競演!   かわさきジャズ2023

9月13日からスタートし、市内各地でジャズを通したさまざまな交流が行われている「かわさきジャズ2023」。有料のホールライブが10月26日(木)から11月19日(日)まで実施されます。その中から注目の2ステージを紹介。

■山中千尋 Special Live かわさきジャズ2023

 ニューヨークを拠点に世界的に活動しているジャズ・ピアニスト山中千尋がトリオでカルッツかわさきに登場します。8月末にリリースされた、ニューヨークで録音した最新アルバム「Dolce Vita」もアマゾン、タワーレコード、アイチューンズなど国内のあらゆるジャズチャートで1位を獲得。圧巻の超絶技巧、斬新なアレンジ、絶妙なインタープレー。今まさに活動の絶頂期を迎える彼女の演奏は必聴です! 

山中千尋

公演日時 11月3日(金・祝)午後4時開演

会場 カルッツかわさきホール(川崎区富士見1の1の4)

出演 山中千尋(ピアノ)、山本裕之(ベース)、桃井裕範(ドラムス)

演奏予定曲目 テイクファイブ、イパネマの娘、八木節ほか

チケット 一般4000円、18歳以下2000円(全席指定)

申し込み カルッツかわさきチケットセンター 電話044(222)5223(午前10時~午後6時 。休館日を除く)  

■A Night of Brazilian Music & Jazz

 かわさきジャズ最終日には、ブラジルの美しき至宝、イリアーヌ・イリアスがミューザのステージにカルテットで初登場。グラミー賞とラテン・グラミー賞の両方を獲得し、ブラジルで最も成功したジャズピアニストといわれています。ジャズからボサノヴァまで自在に聴かせるヴォーカルも魅力的。夫のマーク・ジョンソンはビル・エヴァンス・トリオの最後のベーシストであり、彼女のアルバムプロデュースで2つのグラミー賞も獲得しています。

イリアーヌ・イリアス

 後半は国内屈指のスターが大集結した夢のビッグバンド「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA directed by ERIC MIYASHIRO」。2013年にトランペット奏者エリック・ミヤシロを音楽監督として発足。国内外のトッププレーヤーと共演を重ねています。ミューザでその華々しく迫力ある演奏をたっぷりと楽しんで。開演前にはロビーコンサートも行われます。

エリック・ミヤシロ

公演日時 11月19日(日)午後6時開演 ※午後5時20分~40分 ロビーコンサート

会場 ミューザ川崎シンフォニーホール(JR川崎駅中央西口直結)

出演 1部=イリアーヌ・イリアス(ピアノ、ヴォーカル)、リアンドロ・ペレグリーノ(ギター)、マーク・ジョンソン(ベース)、ラファエル・バラータ     

      (ドラムス)

   2部=BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA directed by ERIC MIYASHIRO

      (メンバー:エリック・ミヤシロ=トランペット・コンダクター、本田雅人=サックス、宮本貴奈=ピアノ、ほか)

演奏予定曲目 1部=デサフィナード、イパネマの娘ほか 2部=スペイン、バードランド、宝島ほか

チケット 一般=S席6500円、A席5000円 25歳以下=S席3250円、A席2500円(全席指定)

申し込み ミューザ川崎シンフォニーホール 電話044(520)0200(午前10時~午後6時)